6.
参照/引用文献の表記
・文献リスト方式とし、本文中の参照/引用箇所に(著(編)者姓 出版年:参照/引用ページ)を挿入し、最後にまとめて文献リストを掲げる。
・姓が同一の著(編)が複数いる場合は、名(のイニシャル)などを適宜記することで区別する。
・一つの箇所で同一著(編)者の複数の文献を掲げる場合はセミコロンで区切る。同じく、著(編)者の異なる複数の文献を掲げる場合も同様とする。
(例)…高めるものである(Allouch & van Zanten, 2008:10)
…と符合する(浅野1997:154-160)。
…は縮まらなかった(Cacoualt-Bitaud & OEuvrard, 2009: 41; Ben Ayed, 2009: 14)。 …としていたという(Descoings, 2007: 354; 2008: 145-152)。
7.
文献リスト
文献リストは日本語文献と外国語文献に分ける。リストは本文および注、図表において参照/引用した文献のみにより構成し、それ以外の文献は含めないこと。
1)日本語文献
著(編)者姓の50音順に並べる。
同一著者で複数の文献がある場合は発行年の古い順に並べ、2度目以降は著者名を___(アンダーバー)で表記する。
・同著者で同年発行のものが複数ある場合は2009a, 2009b…のように発行年にabcを付ける。
・出版年の記載のないものは(出版年不明)とする。
著者が3人までは全員表記し、4人以上の場合はタイトルページの最初の著者のみ表記し、そのあとに「ほか」と記す。
単行書
著(編)者名(出版年)『書名』出版社。[日本語翻訳者、シリーズ名がある場合は出版社の前に入れる。編者が出版社の場合は編者のみ記入する]
(例)
村井吉敬(2009)『ぼくが歩いた東南アジア :島と海と森と』コモンズ。
セルジュ・ラトゥーシュ(2010)『経済成長なき社会発展は可能か?-〈脱成長〉と〈ポスト開発〉の経済学』中野佳裕訳、作品社。
・世界経済情報サービス(2005)『ARCレポート ベトナム』。
田中治彦、杉村美紀共編(2014)『多文化共生社会におけるESD・市民教育』ぎょうせい。
単行書収録論文
執筆者(出版年)「論文名」編者『書名』出版社、掲載頁。
(例)
・丸山英樹(2017)「移民と社会を橋渡しするドイツのNPO」杉村美紀編著『移動する人々と国民国家:ポスト・グローバル化時代における市民社会の変容』明石書店、163-187頁。
雑誌論文
執筆者(出版年)「論文名」『雑誌名』巻号掲載頁。
(例)
・稲葉奈々子(2017)「都市の高齢者から奪われた「ふるさと」」『世界』No.897219- 228頁。
新聞記事
執筆者(発行年)「記事名」『新聞名』発行月日。
(例)
・三浦まり(2016)「女性の政界進出」『毎日新聞』8月11日。
2)外国語文献
外国語の文献表記は以下を原則とするが、当該言語圏の標準的方法(英語の場合はAPA、Chicago、MLAなど)に準じても構わない。
著者名は(姓, 名)の順で表記し、姓のアルファベット順に並べる。
同一著者で複数の文献がある場合は発行年の古い順に並べ、2度目以降は著者名を___(アンダーバー)で表記する。
共著の場合は2人目以降は名, 姓の順で表記する。3人までは全員表記し、4人以上の場合はタイトルページの最初の著者名のみ記し、そのあとに(et al.)を付ける。
編者の場合は編者名の後に(ed.)(eds.)などを付す。
・書名、論文名、雑誌名は、英語の場合は最初の語、および冠詞・前置詞・接続詞を除くすべての単語を大文字で始める。副題の最初の文字も大文字にする。
・書名、雑誌名はイタリックにする。論文名は引用符で括る。
単行書
著者. 出版年. 書名. (版.)(初版以外の場合)出版社.
(例)
・Miura, Mari. 2012. Welfare Through Work: Conservative Ideas, Partisan Dynamics, and Social Protection in Japan. Cornell University Press.
単行書収録論文
執筆者. 出版年. “論文名”. In (en, em), 書名, ed/eds. 編者名, 掲載頁. 出版社.
(例)
・Gross, Robert A. 2003. “Giving in America: From Charity to Philanthropy.” In Charity, Philanthropy and Civility in American History eds. LJ Friedman and MD McGarvie, 29-48. Cambridge UP.
雑誌論文
執筆者. 出版年. “論文名”, 雑誌名, 巻号, 掲載ページ.
(例)
Morokvasic, Mirjana. 1984. “Birds of Passage are also Women.” International Migration Review, Vol. 18, No. 4, 886-907.
3)Webページ(インターネットのページ)
日本語の場合
著者名(作成年)「記事タイトル」『ホームページタイトル』(最終閲覧日20XX年X月X日)URL
(例)
グローバル・コンサーン研究所(2020)「執筆要領」『上智大学グローバル・コンサーン
研究所』(最終閲覧日2020年7月8日)https://dept.sophia.ac.jp/is/igc/pdf/wp20170717.pdf
外国語の場合
著者名. 作成年. ”記事タイトル.” ホームページタイトル. Retrieved最終閲覧日. URL
(例)
Collins, Chuck. 2019. “The Perils of Billionaire Philanthropy.” The Nation. Retrieved September 11, 2019. https://www.thenation.com/article/archive/philanthropy-charity-inequality-taxes/
以上