講演会

ラテンアメリカ・レクチャーシリーズ⑨「岐路に立つブラジル―独立200年と大統領選挙を迎える2022年を展望する―」(全3回)

講師

第1回 2021年12月15日(水)
1. ブラジルにおける政治的分極化と「消えゆく民主主義」の克服/舛方周一郎(東京外国語大学世界言語社会教育センター講師)
2. ブラジル版「三方よし」への試み―ブラジルのスタートアップとイノベーション―/竹下幸治郎(拓殖大学国際学部准教授)

第2回 2021年12月22日(水)
1.「生きる」保障を政治に求める―ブラジルの市民社会の動きから―/田村梨花(上智大学外国語学部教授・イベロアメリカ研究所所員)
2. ブラジルの現実主義的な中庸外交の方程式/子安昭子(上智大学外国語学部教授・イベロアメリカ研究所所員)

第3回 2022年1月12日(水)
ミニシンポジウム
2回の講義と聴衆の皆さんからの質問やコメントを踏まえ、3人のパネリストが議論をします。
《パネリスト》田村梨花、竹下幸治郎、舛方周一郎
《コメンテーター》谷洋之(上智大学外国語学部教授、イベロアメリカ研究所所長)
《司会・モデレーター》子安昭子

日時2021年12月15日(水)、12月22日(水)、2022年1月12日(水)各回とも 17:20~19:00
概要

「人間いつかは死ぬ」「ウィルスはいつか消える」―コロナ感染の危機を軽視したブラジル大統領の発言が日本を含め海外メディアでも有名になりました。2022年10月、4年に一度の大統領選挙で再選を目指す現職ボルソナーロ大統領。本番の選挙を一年前に控え、出馬の可能性が高いとされる労働者党(PT)ルーラ元大統領に、大統領選の世論調査での支持率でリードされています。もうすぐ独立から200年を迎えるブラジル。感染者数で世界第3位、死者数では世界第2位というコロナ禍の中、それ以前から抱えていた様々な課題にいかに取り組むのか、ブラジルはまさに今岐路に立たされています。
本講座では、4人のブラジル地域研究者が政治、経済、社会、国際関係を切り口にコロナ禍にあるブラジルを読み解いていきます。最終回(2022年1月12日)には皆さんからいただいた質問やコメントをもとに、独立200年、そして大統領選挙を迎える2022年のブラジルについて、登壇者4人それぞれの観点から展望します。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

開催方法

Zoomによるオンライン開催

使用言語

日本語

参加費/事前申込

■参加費無料
要事前申込
以下のURLからお申し込みください。
一括でのお申し込みはできません。各回ごとにお申し込みください。

第1回 https://eipro.jp/sophia/events/view/IB20211215 (申込締切:12月13日23時)
第2回 https://eipro.jp/sophia/events/view/IB20211222 (申込締切:12月20日23時)
第3回 https://eipro.jp/sophia/events/view/IB20220112 (申込締切:1月10日23時)

(各回の前日にお申込みいただいた方々にアクセスに必要な情報をお知らせいたします)

主催

上智大学イベロアメリカ研究所

フライヤー