講演会

「ラテンアメリカの持続可能で包摂的な経済成長のための課題と展望」

講師

ファウスト・メディナ=ロペス(世界銀行独立評価グループ国際開発シニアコンサルタント)

日時2012年11月5日(月)午後 5 時 30 分~7 時 30 分
場所

上智大学中央図書館 8 階 821 会議室

使用言語

英語

通訳

なし

参加費・予約

参加費無料・予約不要

主催・後援・共催

主催: 上智大学イベロアメリカ研究所

概要

欧州の経済危機や米国経済の低迷といった不確実性が高まる一方の世界経済状況にありながら、ラテンアメリカ諸国ではマクロ経済成長は概ね安定性を保ち、空前の長期コモディティ・ブームの利を得て、むしろより健全で安定的な経済路線を継続しているように見えます。他方、貧困や格差といった社会的排除の問題に対しても、様々な社会政策が奏功し、より社会的包摂(social inclusion)のある生活の実現に近づいているようです。この状況はいつまで持続可能なのでしょうか?また社会的包摂の実態はどこまで楽観的に捉えることができるのでしょうか?
今回はラテンアメリカ・カリブ海域とアジア地域における国際経済開発プロジェクト運営の専門家であるFausto Medina-López 氏をお招きします。現在は世界銀行独立評価グループ国際開発シニアコンサルタントとして活躍されています。現在のラテンアメリカ諸国経済の動向と課題について、豊富なデータに基づく鋭い分析、明快な解説を聴く絶好の機会です。皆さまのご来場をお待ちいたします。

ポスター画像

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