講師 | 第1回「ラテンアメリカ生まれの多国籍企業・Trans-Latinsの動静」[7月2日] 第2回「アジア太平洋時代のメキシコ:多面的な国際経済環境」[7月9日] 第3回「米国メキシコ国境越境者への支援:米国市民による取組み」[7月16日] |
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日時 | 2015年7月2日(木)、9日(木)、16日(木)17時00分~19時00分 |
場所 | 上智大学中央図書館8階821会議室 |
使用言語 | 日本語 |
参加費/予約 | 参加費無料/予約不要 |
概要 | 第1回「ラテンアメリカ生まれの多国籍企業・Trans-Latinsの動静」 これまで、ラテンアメリカ諸国にとって「多国籍企業は?」と言えば、もっぱら先進国企業による対内直接投資の受け身の話でした。それが近年、世界を視野に対外直接投資に乗り出すラテンアメリカ企業が現れてきました。ひと呼んでTrans-Latins。その動静と「内向き志向」の強かったラテンアメリカ・ビジネス界にどのようなインパクトがあるのかを考えます。 第2回「アジア太平洋時代のメキシコ:多面的な国際経済環境」 北米自由貿易協定(NAFTA)の発効から20年あまり、その間、国際経済におけるメキシコの位置づけは大きく変わってきました。対米輸出プラットフォームとして直接投資を引きつけ、経済社会の「北米化」が進む一方で、世界経済における中国の台頭、日本との経済連携協定(EPA)締結、一部南米諸国との「太平洋同盟」結成など、より多面的な経済環境の中で新たな展開を見せるメキシコの「今」を考えます。 第3回「米国メキシコ国境越境者への支援:米国市民による取組み」 メキシコからの越境者に対する、米国の一般市民による支援の輪が広がっています。支援の対象には、合法移民だけでなく、非合法的に越境する人々も含まれています。後者への支援が盛んになる背景には、米国の一般市民の間に、越境が生活の糧を得る唯一の手段である人々に対する理解が進んできた点が指摘できます。本講義では、支援活動を通じた米国の一般市民と越境者のつながりについて考えます。 |
ポスター画像 |