講師 | アントニオ・ジョゼ・ジュンケイラ・ボテーリョ博士(カンジド・メンデス大学教授) |
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日時 | 2018年10月24日(水)17:00~18:30 |
場所 | 上智大学6号館409教室 |
使用言語 | 英語(通訳なし) |
参加費/予約 | 参加費無料/予約不要 |
概要 | ブラジルのエネルギー政策の歴史的な主流は水力発電でしたが、ここ数十年、干ばつや、電力の供給地と需要地の地理的なミスマッチによるエネルギー危機が繰り返されてきました。また、ブラジルは旅客と貨物いずれの輸送手段においても石油に大きく依存しています。しかも、自動車および石油産業は2006年の巨大な海底油田の発見によりGDPのシェアを大きく伸ばし、雇用を創出しています。こうした背景を踏まえつつ、本講演では2000年代初頭以降のブラジルの再生可能エネルギー選択の変遷を扱います。特に、2001年に起こった最初のエネルギー危機に際し、世界で最も日射量の多い国の一つでありながら風力発電を選んだブラジルが、最近ようやく太陽光発電に目を向け始めた点に注目したいと思います。皆さまのご来場をお待ちしております。 |
主催 | 上智大学イベロアメリカ研究所/上智大学外国語学部ポルトガル語学科 |
ポスター |