所員プロフィール

名誉所員

村井吉敬 (むらい・よしのり)

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村井吉敬名誉所員は2013年3月23日に永眠されました。

専門地域 東南アジア、とくにインドネシア
専門分野 社会経済学、インドネシア研究
プロフィール
1970年代中頃、2年ほどインドネシアのパジャジャラン大学に留学し、ジャワ島西部(スンダ地方)の農村で「緑の革命−を調べたり、バンドンの町の民衆生業についての聞き書きなどをしました。その後、インドネシアを中心として、東南アジア各地を歩き回っています。82年からは故鶴見良行氏らとエビ研究会を組織し、もっぱら海辺を歩くようになりました。最近は、とくに東インドネシアのマルク、イリアンの島と海と人々の暮らしに関心をもち、相変わらず歩き続けています。また、スハルト体制崩壊後のインドネシアの民主化運動にも関心を持っており、とくにイリアン(パプア)状況に関心があります。
主な出版物
村井吉敬(佐伯奈津子との共著)『インドネシアを知るための50章』明石書店 2004年
村井吉敬『サシとアジアと海世界』コモンズ 1999年
村井吉敬・佐伯奈津子『スハルト・ファミリーの蓄財』コモンズ 1999年