所員プロフィール

教授

小牧昌平 (こまき・しょうへい)

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専門地域 イランを中心とする内陸アジア
専門分野 東洋史学、イラン研究
プロフィール

1982年から2年間、イラン・イラク戦争真っ最中のイランで暮らしました。当時は戦争中というだけでなく、イラン・イスラム革命の直後で、イランといえば「狂信的で反動的な−国家というイメージが強く、そんな国に暮らすということは正気の沙汰と思われませんでした。しかし、実際に暮らしてみると、世間でいわれているイメージとは大違いで、日常生活は滞りなく行われており、戦争中であることをつい忘れてしまいそうになることもありました。また、確かにイスラム色が強烈になった面は否定できませんが、人々は彼らなりにそうした状況に対応しようとしていることがよく理解できました。さらに、その当時から一部の国はイランを反動的なテロ国家と決めつけ、様々な形での圧力を加えていましたが、そうした批判は何かピントはずれであり、また意図的なものであるように感じました。そうした体験を踏まえ、イラン世界の深層に少しでも近づければと考えています。

先入観をもたずに純粋にこの地域に関心をもつ学生諸君と、この点を考えていきたいと思っています。

主な出版物
Shohei Komaki, "Yar Mohammad Khan in Herat:A Political History of Afghanistan in the Mid-19th Century"『上智アジア学』第29号 2011年
[書評]エレーナ・アンドレーヴァ著『グレート・ゲームにおけるロシアとイラン---旅行記とオリエンタリズム』『上智大学外国語学部紀要』 第43号 2008年
小牧昌平「ヘラートのヤール・モハンマド・ハーン―19世紀中期のイラン・アフガニスタン関係史」『東洋史研究』第65巻第1号 2006年
教員教育研究情報データベースへ:
https://rscdb.cc.sophia.ac.jp/Profiles/56/0005549/profile.html