2013年04月30日 12:51:16
カンボジアでは2007 年からポル・ポト政権(1975〜79 年)の最高幹部に対する裁判が続いています。起訴された幹部5 人のうち、これまでに有罪が確定したのは1 人のみで、1 人は認知症のために釈放、もう1 人は公判中に死去、残る2 人も高齢で健康状態が悪化しており、真相解明には悲観的な見方が強まっています。 平等な社会の独立国家を建設するというポル・ポト政権幹部たちの夢は、なぜ大量虐殺という狂気に変わったのでしょうか。 本セミナーでは、ポル・ポト政権の最高幹部にインタビューを重ねたジャーナリスト、舟越美夏さんを講師にお招きし、大虐殺の原因や責任について最高幹部がどのように考えているのか、彼らの証言や人物像についてお話しいただきます。