2011年06月10日 17:29:20
映画作品を通じて、カンボジアの社会や文化について一緒に考えませんか。 今回は、前回にひき続きカンボジア出身でフランスで映画製作を学び、国際的に活躍するリティー・パニュ監督による作品『S21』を鑑賞し、カンボジア社会に深い傷跡を残したクメール・ルージュ(ポル・ポト)政権時代の大虐殺の実態について思いを寄せたいと考えています。 事前申込制です。大勢の皆様のご来場をお待ちしております。 【映画『S21クメール・ルージュの虐殺者たち』について】 カンボジアの首都プノンペンにあるかつての政治犯収容所「S21」。クメール・ルージュの大虐殺による加害者と被害者をその場所に集め、非人間的で過酷な日々を再現していく。証言で明らかになる真実の数々、対峙する2人のやりとりの迫真性が25年という時を越える。カンボジア生まれである監督の、故国への思いが静かに脈打つ。(日本語字幕付き、101分、YIDFF2003コンペティション部門優秀賞受賞) 作品提供:山形国際ドキュメンタリー映画祭