研究会・出張報告(2010年度)

   研究会

日時:2010年6月20日(日) 10:00~12:00
場所:京都大学AA401号室

発表:
TAKAHSHI Kei (NIHU/Sophia University)
“Revaluating Tariqas for the Nation: Muhammad Tawfiq al-Bakri and his Tariqa Reform 1895-1905”

ARAI Kazuhiro (Keio University),
“The Media, Saints and the Sayyids in Indonesia and Hadramawt”

TAKAO Kenichiro (Doshisha University)
“Shaykhs facing to Orthodoxy and ‘Aggiornamento’”

MISAWA Nobuo (Toyo University)
“Shintoism and Islam in Interwar Japan”

Commentator:
Sanaa Makhlouf (The American University in Cairo)
TONAGA Yasushi (Kyoto University)

概要:
 7月20日にバルセロナで開催される第3回中東研究世界大会での部会発表に向けて、在外の2名を除く発表者4名が発表予定の内容を披露し、それぞれの発表内容について相互の理解を深めると共に、質疑応答を通して、残された期間に内容のさらなる充実を図り、全体の整合性について検討する機会とした。発表の完成度はこの時点では様々であったが、それぞれの発表の鍵となる概念などに精細な検討を加えることができた。なお、この研究会は本グループの実施するものとしてはまれであるが、積極的な広報活動は行わず、主として中東研究世界大会での発表者、司会、討論者に参加を限った半ば非公開の研究会として実施した。
(赤堀雅幸)