研究会・出張報告(2007年度)

   研究会

共催:東洋文庫拠点
日時:2007年12月16日 10時15分―12時15分
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階会議室
出席者:新井和広、川島緑、茂木明石、Ervan Nurtawab、菅原由美、柳谷あゆみ

1.前回勉強会以後の活動報告(川島):概要は以下のとおり。
 Nurtawab氏が、目録作成を実際に行なう過程で生じた様々な疑問にもとづき、実際の例を用いて、カタログ規則に関する13の質問を提出した。そこで12月13日に上智大学で研究打ち合わせを行い(参加者:茂木、Nurtawab、柳谷、川島)、これらの問題点について議論を行ない、解決方法を検討した。その結果、Nurtawab氏の疑問の大半を解決することができ、目録作成規則の細部に関して、参加者の間で合意形成が進んだ。Nurtawab氏は、これを受けて、これまでに入力した目録データの改訂作業を開始した。

2.柳谷氏がNurtawab氏の作成した改訂版目録データについてコメントし、ジャウィ表記のローマ字化にあたっての表記方法の統一の必要性を指摘し、米国議会図書館で用いられている方法の採用を提案した。

3.茂木氏より目録作成に関する具体的な質問が提示され、それらについて解決方法を検討した。すべての問題を検討する時間がなかったため、残りは他の機会に検討することになった。

4.今後の活動、役割分担、スケジュールに関する打ち合わせを行なった。
(文責:川島緑)