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 民主化への明るい希望を抱かせた「アラブの春」から一転、「イスラム国」の出現とともに、無秩序と混乱状況が広がっている。とくにシリアでは米ロが軍事介入し、もはや国際紛争の様相を呈し、さらに難民問題は、トルコからEU諸国まで巻き込む深刻な政治・社会問題となっている。なぜ、こうなったのか、今後どうなるのか。2011年以降の中東・北アフリカ諸国の展開を振り返りつつ、現状の理解と今後の行方についてシンポジウム形式で議論します。

日時:2015年12月5日(土)14時~17時
会場:上智大学四谷キャンパス2号館401室*会場が変更になりました。
(JR中央線、東京メトロ南北線・丸の内線/四ツ谷駅より徒歩5分)
  *会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/directions/access_yotsuya
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya

■講師
岩崎えり奈氏(上智大学教授):チュニジアについて
鈴木恵美氏(早稲田大学地域・ 主任研究員):エジプトについて
高岡豊氏(中東調査会・上席研究員):シリアについて
澤江史子氏(上智大学教授):トルコについて

■司会
私市正年(上智大学教授・イスラーム研究センター長)

言語:日本語
事前申し込み不要、参加費無料