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主催:NIHU「イスラーム地域研究」プロジェクト 上智大学拠点「イスラーム運動と社会運動・民衆運動」研究会

2011年の「アラブ政変」後、アラブ諸国の政治状況は、政治的な安定と改革、無秩序と内戦、あるいは崩壊国家状況といったように多様であり、これと連動するように、従来の政治において重要な役割を果たしてきたイスラーム運動も、一定の枠組みの中で理解するのがきわめて難しい多様な位置と役割を担っているようにみえます。

今回は、モロッコ、エジプト、シリアをとりあげ、アラブ政変後の政治状況を比較しながら、イスラーム運動が現在、どのような状況にあるのか、比較検討します。

日時:2015年7月19日(日) 13:00-17:30
場所:上智大学四谷キャンパス2号館5階510会議室
(JR中央線、東京メトロ南北線・丸の内線/四ツ谷駅より徒歩5分)
  *会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/directions/access_yotsuya
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya

テーマ「アラブ政変後のイスラーム運動の現在」
プログラム:
(1)白谷望 (上智大学)「モロッコにおける国王とイスラミスト政権の「win-win関係」の模索」
(2)金谷美紗(中東調査会)「政変後エジプトにおけるイスラーム主義運動の分裂:周辺化と暴力化」
(3)高岡豊 (中東調査会)「アラブの春の後に来た問題:「過激な」武装勢力と「穏健な」武装勢力」

参加をご希望の方は、会場設営の関係上、7月15日(水)までに SIAS事務局のメールアドレス(ias-iac@sophia.ac.jp)宛にご連絡をお願いいたします。