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- 「アジアのムスリムとパレスチナ問題:1930年代を中心に」のご案内(2015年3月2日(月)上智大学)
NIHUイスラーム地域研究上智拠点「東南アジア・ムスリムと近代」研究班では、以下の
要領でワークショップを開催しますので、ぜひご参加くださいますようご案内いたします。
「アジアのムスリムとパレスチナ問題:1930年代を中心に」
日時:2015年3月2日(月)13:00 ~17:30
会場:上智大学四谷キャンパス2号館6階615会議室(JR、地下鉄四ツ谷駅より徒歩
5分)
<プログラム>
13:00~13:05:小林寧子(南山大学)「趣旨説明」
13:05~14:05:小林寧子「インドネシア・ムスリムとパレスチナ問題:1930年代のイス
ラーム定期刊行物を中心に」
14:10~15:10:松本ますみ(室蘭工業大学)「日本占領下中国ムスリムが伝えた中東情
勢:1930年代末から1940年代初頭」
15:15~16:15:山根 聡(大阪大学)「ウルドゥー詩にみられるパレスチナ問題―イン
ド・ムスリムのまなざし」
16:30~17:30:総合討論
コメント:臼杵 陽(日本女子大学)
司会:川島緑(上智大学)
<趣 旨>
現在パレスチナ問題は「世界化」していますが、これは近年の現象ではありません。80
年以上も前から、パレスチナから遠く離れたアジア各地のムスリムもこの問題に関心を
寄せてきましたし、現代ではさらにパレスチナ難民に対するシンパシーは強くなってい
ます。実質的にムスリムの世界連帯を醸成してきたと言えます。今回は、列強の植民地
支配下あるいは占領下にあるアジアのムスリムがどのように中東情勢あるいはパレスチ
ナ情勢を認識するようになったかを探ります。
連絡先:上智大学イスラーム研究センター ias-iac@sophia.ac.jp