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シンポジウム「アラブ政変の現状と課題―「アラブの春」はいまどこに?―」

2011年1月、明るい希望に満ちあふれていたアラブ世界は、 いま正に混迷状況に陥っているように見えます。 エジプトは事実上のクーデタによって軍の力が復活し、 革命の発端の国チュニジアでは議会は完全に出口の見えない袋小路に入っています。 リビアもイエメンも新憲法制定のめどは全くたたず、シリアは内戦状態です。 いったい、「アラブの春」とは何だったのでしょうか。 現時点でこれを全体としてどうとらえるかは、非常に重要なことであり、 以下のようなシンポジウムを企画しました。どうぞふるってご参加ください。

日時:2014年1月26(日)13:00~17:00
場所:上智大学四ツ谷キャンパス2号館5階、2-508号室
(JR中央線、東京メトロ南北線・丸の内線/四ツ谷駅より徒歩5分)
  *会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/accessguide/access_yotsuya
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya


プログラム:
13:00-13:05 司会挨拶 岩崎えり奈(上智大学)
13:05-13:30 報告1 若桑遼(上智大学)「チュニジアの現状と課題」
13:30-13:55 報告2 横田貴之(日本大学)「エジプトの現状と課題」
14:55-14:20 報告3 小林周(慶応大学)「リビアの現状と課題」
14:20-14:45 報告4 加藤恵実(笹川平和財団)「イエメンの現状と課題」
14:45-15:10 報告5 高岡豊(中東調査会)「シリアの現状と課題」

15:10-15:20 休憩

15:20-15:35 総合コメント 私市正年(上智大学)
15:35-16:00 コメントへの回答
16:00-16:55 全体討論、質疑応答
16:55-17:00 司会挨拶 岩崎えり奈(上智大学)

 *準備の都合上、ご出席予定の方は イスラーム研究センター事務局(ias-iac@sophia.ac.jp)までご連絡ください。

主催:NIHU「イスラーム地域研究」プロジェクト 上智大学拠点イスラーム運動と社会運動・民衆運動研究会
共催:科学研究費・基盤研究(B)「現代中東におけるムスリム同胞団の総合的研究:各国での政治活動と国際ネットワーク」(代表:横田貴之)
共催:上智大学アジア文化研究所