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 全世界に衝撃を与えたチュニジア・ジャスミン革命から1年がたち、チュニジアは新しい国家体制の形成へと歩み始めました。しかし、シリアでは内乱の様相を呈し、多くの人が隣国レバノンに避難しております。アラブ革命の行方はまだ不透明といえるでしょう。
 このような状況を踏まえ、アジア文化研究所では、レバノンから杉田聖子氏(ユネスコ ベイルート事務所)、チュニジアからTouhami Abdouli氏(ヨーロッパ担当特命大臣)をお招きし下記の講演会を開催いたします。
本講演会では、チュニジア革命の背景をあらためて検討するとともに、シリアや中東諸国全体の将来についてもお話しいただきます。
なお、Abdouli教授は、革命の発端の地となったSidi Bouzidのご出身です。

Date : 3月24日(土) March 24 (Saturday), 2012
Time : 14:30~18:30
Place : 上智大学四谷キャンパス2号館5階510会議室
       Room 510, 5th Floor, Building No.2, Yotsuya Campus, Sophia University
    (JR中央線、東京メトロ丸の内線・南北線/四ッ谷駅)
  *会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
   http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
   http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/map/map_yotsuya


Language: 日本語およびEnglish(日本語逐時通訳付)

Program:
14:30-16:00
  杉田聖子氏 (Programme Specialist of Social and Human Sciences, UNESCO, Beirut)
  「レバノンからみるアラブの春」

16:10-18:00
 Prof. Touhami ABDOULI(State Secretary, Ministry of Foreign Affairs, Tunisia; Professor, University of Sousse)
 “Jasmine Revolution in Tunisia: Its Background and the Future”

18:00-18:30
 コメント:
 横田貴之氏(日本大学国際関係学部准教授)
 岩崎えり奈(共立女子大学文芸学部准教授)

※申込不要 No registration required. Anyone is welcome.