ニュース

 1920~30年代、アジアの「植民地」「半植民地」でも出版物が飛躍的に増えました。ムスリムは国内のみならず世界情勢に関する情報をキャッチして、自らの置かれた状況を把握しようとすると同時に、意見を発信するようになりました。そのようなムスリムの近代への対応を考察します。


日時:2012年1月29日(日)10時30分~17時30分

会場:上智大学四谷キャンパス2号館6階630a会議室
   (JR中央線、東京メトロ丸の内線・南北線/四ッ谷駅)
  *会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
   http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
   http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/map/map_yotsuya

10時30分~10時40分
 趣旨説明:小林寧子(南山大学)
10時40分~11時50分
 山根聡(大阪大学)「1920~30年代英領インドにおけるウルドゥー語出版とムスリム知識層の台頭」
(昼食休憩)
13時00~14時10分
 川島緑(上智大学)「アメリカ人の文明化政策とサンボアンガのイスラーム運動:ハッジ・アブドゥラーの請願とオスマン帝国からのイスラーム指導者の派遣(1910年代)」+今後の研究活動について
(小休憩)
14時20分~15時30分
 小林寧子(南山大学)「1930年代インドネシア・ムスリムの国際関係認識:イスラーム系雑誌に掲載された国際ニュースから」(仮題)
(小休憩)
15時40分~16時50分
 松本ますみ(敬和学園大学)「1930年代中国ムスリムの国際関係認識と衛教:イスラーム雑誌にみる世界情勢」(仮題)
16時50分~17時30分
   総合討論
*準備の都合上、ご参加される方は事前にSIAS事務局までご連絡下さい。
ias-iac@sophia.ac.jp(スパムメール対策のために@を全角表記しています。ご了承ください。)