本拠点の概要
公募研究「イスラーム社会の世俗化と世俗主義」
拠点強化事業「イスラームをめぐる諸宗教間の関係の歴史と現状」
文部科学省「人文学及び社会科学における共同拠点整備の推進事業」/「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」
イスラーム地域研究拠点は、現代問題への歴史的なアプローチと地域間比較の手法を活用することにより、イスラームとイスラーム文明に関する実証的な知の体系を築くことを目的とします。早稲田大学を中心拠点にして、東京大学、上智大学、京都大学、東洋文庫の5拠点から構成されるネットワーク型共同研究拠点は、2008年、文部科学大臣により共同利用・共同研究拠点としての認定を受けました。
イスラーム地域研究拠点の5拠点では、以下4つの目的をもって共同で業務を行っています。
1. ネットワーク型共同研究である「イスラーム地域研究」を深化・発展させることを通じて、グローバル化した現代のイスラーム理解を深化・向上させ、その成果を学界及び広く社会に還元する。
2. 国際的な広がりを持つ新時代の共同研究拠点を、早稲田大学を中心にして構築する。
3. 共同研究の実施に当たり、国内では、公募研究を通じてさらに多くの幅広い人材の参加を促進するとともに、国際的には、欧米諸国の研究者のみならず、研究対象地域の現地研究者とのネットワークを強化しつつ研究を進める。
4. 研究支援組織として、管理業務環境を整備・強化した事務体制を構築する。