シリア・レバノン出張(2009年12月5~13日)
出張者:髙岡豊(上智大学アジア文化研究所研究補助員)
日程
5日、6日:移動日(東京→パリ→ダマスカス)
7日:Orient Center for Studies(OCIS)のサミール・タキー所長を往訪。
7日:ダマスカス市に滞在中の広島市立大学宇野昌樹教授を往訪。
8日:ダマスカス市内で書籍を収集。ダマスカス市郊外のサイイダ・ザイナブ廟周辺で書籍・資料を収集。
9日:OICSのタキー所長を往訪。
10日:ベイルートへ移動、同市で書籍を収集。
11日:サン・ジョセフ大学のハリール・カラム教授を往訪。
12日、13日:移動日(ダマスカス→パリ→東京)
*OCISのタキー所長とは、イスラーム地域研究上智拠点との協力のありかた、およびシリアから東地中海地域の現代史・国際関係を専攻する専門家招聘の可能性について話し合った。
*宇野教授とは、ダマスカスをはじめとするシリアにおける邦人の留学・研究環境についての現状の説明を受けた。
*ベイルート市内では中心街の他にダーヒヤと呼ばれる同市南郊も訪れ、同地を拠点とするヒズブッラー関連の資料・書籍の収集を図った。ただし、同地ではヒズブッラー関連の資料や書籍を一括して扱う店舗や機関は見当たらず、街区内の数軒の書店・機関を歩き回ることとなった。
*カラム教授とは、2008年、2009年のサン・ジョセフ大学の日本センター(2007年開設)の活動状況について説明を受けるとともに、レバノンでの資料収集環境について意見交換した。