『FGSでの学びから』
進路区分 | 就職(企業) | ||
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進路先 | 株式会社メディカルフォース | ||
氏名 | 樋浦 七奈 | ||
メジャー | 中東・アフリカ研究 | マイナー | 市民社会・国際協力論 |
入学 | 2018年4月 | 卒業 | 2022年3月 |
内定先を選んだ理由:
未完成の企業でがむしゃらに挑戦してみたいという想いから、ベンチャー企業を中心に本選考を受け
ていました。社会課題×物流で事業を展開しているベンチャー企業から内定をいただき、インターンをしておりましたが、「もっと土台がない会社で挑戦してみたい」という想いが高まり、結果的には12月に内定を辞退し、友人の紹介で4年生の4月からインターンをしていたスタートアップ企業に就職する
ことに決めました。最終的に内定先を変え、スタートアップ企業を選んだ理由は主に2つあります。1つ目は、新規顧客を獲得するイベントに参加した際に、事業の可能性と将来性を感じ、社員として事業の成長に関わってみたいと感じたからです。2つ目は、どの企業よりも「とりあえずやってみる」ことが求められる環境ですが、挑戦が当たり前の企業で働くことができれば、確実に成長できる環境に身を置くことができると考えました。4月からはCS(カスタマーサクセス)のメンバーとして、顧客満足度をあげ、事業の成長に貢献できるように一生懸命頑張っていきたいです。
学生時代を振り返って/FGSで何を学んだか/学んでよかったと思うこと:
大学1・2年生では外国人労働者問題やジェンダー問題、またアジアや中東におけるイスラーム社会、アフリカへの開発のあり方など、国際協力や社会課題をテーマにした講義を受講し、様々な視点から社会課題への視座を深め、持続的な社会づくりについて学んできました。3年生からは中東・アフリカ研究をメジャーで専攻し、「ナイジェリアの消費市場の実態と日本企業の参入の展望」をテーマに卒業論文を執筆しました。FGSでの学びを通して、世界中には数え切れないほどの解決されるべき社会課題が存在していますが、国際社会の見解が必ずしも正しいとは限らず、社会課題の解決方法に正解はないということを痛感しました。国際社会では社会課題として捉えられる事象でも、地域やセクターによっては社会課題ではなく文化や慣習の一つとして社会に根づいているケースもあり、グローバルな視点とローカルな視点から社会課題を見ることの重要性を学びました。
FGSでは社会課題に対する視座はもちろんですが、一つの物事に対して、様々な視点から解決策を検
証し、より最適な解決策を導き出す力を養うことができました。
FGSを目指す皆さんに伝えたいこと:
FGSでは自分の興味・関心に合わせて講義を自由に選択することができ、専門性を高めることができるのが何よりの魅力です。講義を受講する中で、これまでの自分の考え方が大きく変わるような学びが数多くあります。そのため、学年を重ねるごとに自分の視座の変化を感じることができ、「FGSで学ぶことができて、本当によかった」と感じる瞬間が多いです。また国際協力や社会課題の解決に対して熱い想いを持っている学生が集まっており、何が問題で何が良い解決策なのかを本気で議論し合える環境があります。国際協力や社会課題に関して、本気で向き合い、様々な視点から学ぶことで視座を高めたいと考える学生の皆さんは、ぜひFGSを目指していただけると嬉しいです!