「家庭から宇宙まで」支えることのできる幅広い事業に
進路区分 | 就職(企業) | ||
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進路先 | 三菱電機株式会社 | ||
氏名 | N. M. | ||
メジャー | 国際政治論 | マイナー | アジア研究 |
入学 | 2020年4月 | 卒業 | 2024年3月 |
内定先を選んだ理由:
私は幼少期、ベトナムに住んでいた経験があります。現地での生活の中で特に印象的だったのが、現地で日本の技術があらゆる所で人々の支えになっていた事でした。街を歩くと頻繁に日本の会社の製品を見かけ、現地の人々が当たり前にそれらを使用しているという光景は、幼い自分にとって目新しく、なんだか誇らしく思えたのを覚えています。また、不便な生活の中で、質の高い日本製品や美味しい日本食に私自身も度々助けられました。これらの経験から、将来自分も日本の誇る技術を世界へ発信し、幅広く社会貢献がしたいと考えるようになりました。
内定先は「家庭から宇宙まで」支えることのできる幅広い事業分野を持つ総合電機メーカーで、一つ一つの事業の持つ高い技術力を掛け合わせたシナジー効果を生み出している事が魅力だと思います。また、海外展開も幅広く行っていることから私のやりたいことが実現出来ると考え、入社を決めました。
FGSで何を学んだか:
FGSで学びたいと思ったきっかけは、自分が住んでいた国についてもっと知ることができると考えたからです。ベトナムと中国という二カ国でかけがえのない経験ができたと思う一方で、それらの国についての知識が自分には不足しているため、もっと知りたいと思うようになりました。そんな私にとって、メジャー・マイナーという形で自分の興味関心に沿った分野を学ぶことができるFGSが自分に適していると考えました。入学後、実際に東アジア・東南アジアに関連する講義を受けることで、自分の住んでいた国について知識を深めることができました。また、あまり注目していなかった分野の講義を受けることで新たな視点から物事を考える力も鍛えられました。
講義を通じて特に関心を抱いた国際政治をメジャーに選択し、中国政治外交のゼミに所属しました。ゼミでは、単に知識を深めるだけではなく、英語文献の輪読やディスカッションなどを通じて自分の意見をわかりやすく人に伝える力がつき、就職活動の面接でとても役に立ちました。また、ゼミ生の中に韓国や中国からの留学生がおり、彼らと話すことで新たな見解を得る事もできました。
FGSでの幅広い学びの中で、ずっと興味を持っていた分野への理解を深められたことは自信に繋がったと思います。入学当初からコロナ禍で大学に通えず、思い描いたような学生生活が送れないのではないかととても不安でした。実際出来なかったことも多くありますが、FGSでの学びを振り返ると充実した学生生活であったと言えると思います。
FGSを目指す皆さんに伝えたいこと:
総合グローバル学部という名前の通り、FGSは本当に幅広く色々なことを学べる場所ですが、何か一つの分野や地域に焦点を当てて学びたい人にも適していると思います。そうでない人も、興味関心が持てる分野が必ず見つかると思います。また、多様な学びだけでなく、多様なバックグラウンドを持つ生徒と関わることができるのもFGSの魅力です。特にFGSの学生は、将来の目標や自分のやりたい事がはっきりしている人が多いので、講義内での議論だけでなく何気ない日常会話の中でも沢山の刺激を受けることが出来ました。4年間という期間は本当にあっという間なので、興味のあることを貪欲に学ぶ姿勢を忘れず、充実した学生生活を送って下さい。