第2回教育イノベーション・プログラム・ワークショップには、公益財団法人ジョイセフの山根ナナさんと山本篤さんにお越しいただき、高校生を含む10名ほどが参加した。
市民社会連携グループの活動として日本で実施しているリプロダクティブ・ヘルスに関する知識を普及させる「I LADYキャンペーン」について説明を受けた後、大学生がリプロダクティブ・ヘルスについて学ぶ機会が少ないことについて意見交換を行った。
日本の大学では一般的に保健に関する授業は必修としてあるものの、性教育には触れられておらず、望まない妊娠やその結果としての中絶を避けられないケースもある。
学生自身がピア・エジュケーターとなることによって、仲間に避妊についての知識を伝えることができるのではないかといった意見が出された。
総合グローバル学部教員 田中雅子