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【FGSワークショップ】第5回2015年10月28日

2015年11月04日

第5回FGSワークショップでは、シアバターのフェアトレードを行っているアフリカ工房の前田大蔵さんから「援助ではなくビジネスでガーナの村と関わる」というテーマでお話を聞いた。総合グローバル学部などから学生約20名が参加した。

 

前田さんとアフリカの出会いは、青年海外協力隊員として赴任したガーナから始まった。任地の北部ガーナでは「カヤエイ」と呼ばれる若い女性たちの農村から都市への出稼ぎが恒常化しており、女性たちが村で現金収入を得る手段とされていた。

 

アフリカ工房は、前田大蔵さんとパートナーの真澄さんがガーナで培った人脈を活かし、原料となるシアの種ではなく、高品質のバターに加工した商品を村の女性たちから直接買い取ることで、現地の女性たちの収入向上につなげている。

 

アフリカと日本の関わりは、援助のイメージが強かったが、現地の人たちが得意とすることを活かしたビジネスによって対等な関係を築けることを学んだ。

 

(総合グローバル学部2年 水谷友紀)

第5回WS写真

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