11月25日(火)、特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパンの細井なな氏を迎え
「子どもへの暴力のない世界を目指す~国際NGOの活動」というテーマで、講演会を開催した。
チャイルド・ファンド・ジャパンは、1975年からアジアを中心に、
貧困におかれている子供の成長、家族と地域の自立を目指す活動をしている。
今回の講演会では、チャイルド・ファンド・ジャパンの活動の概要が説明され、
そのひとつとして、地域開発支援事業が挙げられた。
これは、子供の就学環境の向上と、地域の自立を目指す取り組みである。
児童の就学と、それに対する親や周囲の理解を促すことなどを通して、
地域全体を巻き込んだ就学環境の整備を行うことが、活動の主旨である。
最終的には現地の人々の手によって、そのことが滞りなく行われることが目標だと、説明された。
また、政府へのはたらきかけや共同事業なども活動の一部として挙げられた。
学生たちからは、地域活動、あるいは、暴力をなくすためにどういった活動をしているのか、
など団体の具体的な活動内容について質問があった。
(総合グローバル学部リサーチ・アシスタント中村)