教員紹介

TOBIAS WEISS

氏名
TOBIAS WEISS
ふりがな
トビアス・ヴァイス
職位
准教授
専門
政治社会学・界理論・日本学・ジャーナリズム・市民社会・社会運動
略歴

ドイツ・ハンブルク大学人文学部アジア・アフリカ研究所日本学科の学士・修士課程(両方を統合させたMagister Artium、副専攻は経済学と中国学)終了後、スイス・チューリッヒ大学哲学部アジア・オリエント研究所日本学博士課程終了。その間ドイツ日本研究所PhD Fellow、ハーバード大学政治学部客員研究員、早稲田大学政治経済学部政治学研究科日本学術振興会特別研究員(Predoctoral Fellow, Strategic Program)。博士号取得後チューリヒ大学哲学部アジア・オリエント研究所日本学科研究員、早稲田大学政治経済学部政治学研究科日本学術振興会特別研究員(Postdoctoral Research Fellow, Standard Program)、スエーデン・ルンド大学東アジア・東南アジア研究所研究員、ドイツ・ハイデルベルク大学哲学部日本学科助教授を経て現職。

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研究室・オフィスアワー

2号館6階622号室・金曜日11:00~12:30  その他の時間は予約で可

学生へのメッセージ

気候変動・貧富の格差などグローバルな問題を前に人間がどのようにお互いに向き合い、どのように協力を生み出すかが問われている時代です。ただグローバルな世界の中でも様々なローカルなあるいはナショナルな利益がぶつかり合うのは現実です。その構図を理解するために各国の社会がどういう風に構成されているか・どういったグループが政治に影響を与えているかを知るのが問題解決の鍵です。
そういった問題意識から私は研究者として政治の社会的基盤を研究してきました。社会学理論をもって社会の中の各界「政治・経済・メディア・学界など」がどういう風に成り立ち・どういったロジックで政治を規定してるかを歴史的に検証するのが私の研究アプローチです。

ドイツで生まれ育ち海外の目線で日本社会を研究してきたのですが他国の事情を勉強するのが自分の視野を広げるものだと考えています。その勉強に打ち込み、それによって自分の社会も含めて国際協力の可能性の下地である各国の政治社会の理解を一緒に深めてもらい、普遍的な知恵の造出に挑戦してもらいたいと思います。

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