教員紹介

丸山 英樹

氏名
丸山 英樹 (教員データベース
ふりがな
まるやま ひでき
職位
教授
専門
比較国際教育学、国際教育開発論、持続可能な開発のための教育
略歴

岡山大学教育学部理科教育卒業、青年海外協力隊参加、トルコ共和国中東工科大学大学院教育学研究科留学、広島大学大学院国際協力研究科修了、文部科学省国立教育政策研究所国際研究・協力部総括研究官、上智大学グローバル教育センター准教授を経て現職。その間、JICA識字教育・ノンフォーマル教育アドバイザー、ESDユネスコ世界会議運営協議会委員、OECD-PISA運営理事会日本政府代表などを兼任。

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研究室・オフィスアワー

2号館6階610号室・水曜日16:00~17:00

その他の時間は予約で可

 

 

学生諸君へのメッセージ

人々や社会を良い状態にするものとして世界中で教育は重視されますが、教育は近代学校だけでなされるものではありません。なぜなら、世界には多様な教育や学びがみられるためです。単純に先進国と発展途上国が存在するわけではないように、今日的な教育や学びとは、国の経済成長や個人の安定収入を持続可能にするための限定的なものではなく、将来世代と今の世代の「支えるに値する(sustain-able)」良い状態について、一人ひとりが批判的・反省的に捉える機会を提供するものです。そのため、国際教育開発においても、人間開発、社会開発、経済開発、環境保全のいずれも重視し、市井の人々とともに紡ぎ出す内発的な発展に対する理解と行動が求められます。FGSでは社会における様々な課題が抱えるグローバルな側面とローカルな側面の両者を捉え、自分の選択肢を見定める、時に創り出すような学び合いの場を一緒に作っていきましょう。

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