津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業
同大学大学院国際関係学研究科修士課程修了
2007年同大学大学院同研究科博士課程単位取得退学
津田塾大学国際関係学科助教、同大学国際関係研究所研究員をへて2014年4月より上智大学総合グローバル学部助教
博士（国際関係学）

2号館6階607号室・月曜日15：25～17：05　その他の時間は予約で可

アフリカと聞き、皆さんは何を想像するでしょうか。自然豊かな大陸。ニュースで取り上げられる紛争や貧困などの問題。人々の笑顔。多様で豊かな文化や生活。日本から遠く離れた大陸と思われるアフリカですが、近年はアフリカに対する世界的関心が高まっています。私の専門はエチオピアやエリトリアの政治や歴史、特に国家と民族の関係を歴史的に考察することにあります。最初にアフリカに関心を持ったのは、エチオピアで起こった紛争と飢饉がニュースで大々的に報じられたことがきっかけでした。なぜアフリカで紛争は起こったのか、アフリカが抱える諸問題の原因は何なのか。本学部ではアフリカの歴史や政治、社会を多角的に学び、アフリカをより深く理解することを目指しています。また、アフリカは孤立した大陸ではなく、歴史的にも、政治的にも、また援助や支援を通じて世界と深いかかわりを持っています。アフリカへの理解とアフリカと世界とのつながり、ローカルとグローバル双方の視野を持つことで、国際関係や世界史の認識も大きく広がっていきます。