4月9日、上智大学の入学式が国際フォーラムにて行われました。2018年度は、入学式に先がけて、新入生の学科別集会やオリエンテーションキャンプを行いました。その様子を紹介します。
■4月1日:新入生学科別集会
2018年度、5期生228名が入学し、総合グローバル学部(FGS)の新たなメンバーとなりました。3期生・4期生のヘルパーも、新入生が充実したFGSライフのスタートを切れるよう準備を重ね、新入生と出逢えるこの日を心待ちにしていました。学科長の前嶋先生の司会で始まった学科集会では、まず学部長の赤堀先生からご挨拶がありました。赤堀先生からは「ソフィア(叡智)を手に入れ、グローバル人材として育ってほしい」とエールが贈られました。その後、FGSのこれから四年間新入生の勉学をサポートしてくださる先生方との初顔合わせがありました。学科集会終了後、新入生は基礎ゼミ担当ヘルパーによるキャンパスツアーに参加し、4年間共に学ぶ仲間との関係を深めていました。
<ヘルパーより>
■はじめに
新入生の皆さんご入学おめでとうございます。
今回は4 月 1 日に行われた FGS ヘルパー主催の歓迎会と、4 日から 5 日にかけて1泊2日で行われたオリエンテーションキャンプについて、以下のとおり報告します。
■ヘルパーとは
ヘルパーとは同じ学科の上級生が新入生を入学直後に限ってサポートする有志の総称です。年間を通して活動するサークルとは異なり、主にオリエンテーションキャンプ中、上記の目的を持って学生セ ンターと学部事務室と協力し新入生を全力で「ヘルプ」するのが私たちヘルパーです。
■4 月 1 日:ヘルパー主催 歓迎会
午後4時ごろまでは、学科集会が開催され、新入生の皆さんに上智生の証である学生証が交付 されました。その後、ヘルパーによるキャンパス内案内が行われ、歓迎会となりました。FGS は 1 年次秋学期に「グローバル・スタディーズ基礎演習」(通称「基礎ゼミ」)が開講され、約10 名の少人数が 1 名の教授につきレポートの書き方などの指導を受けます。歓迎会では、 この「基礎ゼミ」のメンバーと親睦を深めるべく、「基礎ゼミ」ごとに自己紹介や簡単なレクリエーション活動が行われました。日程の都合上、短い時間となってしまいましたが、ヘルパーレク班の活躍で新入生は楽しみ、仲良くなることが出来たようです。
■4 月 4・ 5 日:オリエンテーション・キャンプ
4 日から 5 日までは、Royal Hotel 八ヶ岳にてオリエンテーションキャンプが実施されまし た。ここでは、前嶋 FGS 学科長、副学長先生、キリスト教人間学の先生などの講演を聴講した他、FGS4 領域(国際政治論、市民社会・国際協力論、アジア研究、中東・アフリカ研究)ごとに代表の先生から説明を頂き、その領域を勉強しているヘルパーによる感想など生の声を新入生にお届けしました。
その後、ヘルパーの学科集会班が主導し、上智大学教学支援システム「Loyola」の説明や履修 登録の方法、各種第 2 言語やプログラムの説明などが行われました。新入生もヘルパーの パンフレット班が作成したガイドを片手に真剣に聞き入っていました。今年度より、履修登録方法の説明を「基礎ゼミ」ごとに実施しましたが、その分ゼミのメンバーとも仲良くなれ たようです。
夜にはレクリエーション活動や、自由相談も行われました。FGS のみならず、上智大学全 てに言えることですが、先生方と学生の距離が近いのが大きな魅力の 1 つです。
■終わりに
ここまでの全ての企画は、各ヘルパーの活躍だけでは成立しうるものではなく、学生センタ ーの担当者の皆さま、FGS の先生方・事務室の皆さま、新入生の皆さん全てのご協力によっ て成り立っているものです。ヘルパーを代表致しまして、全てのご関係の皆さまに御礼申し 上げます。ありがとうございました。来年度も何卒よろしくお願い致します。