今年度、総合グローバル学部(FGS)は、第4期生である229人の新入生を迎えました。
入学式の様子につきましては、大学HPをご覧ください。
ここでは、FGSで開催された、4月1日の学科別集会、4月2日のヘルパー主催学科別集会、そして4月5日〜6日に行われたオリエンテーションキャンプについてご紹介します。
本学では、「ヘルパー」と呼ばれる学科の先輩たちが、オリエンテーションウィークに参加します。ヘルパーは、オリエンテーションキャンプの企画や、履修の仕方、授業の取り方などの相談にのってくれる、新入生にとって頼りがいのある存在です。
今年は、FGSの2期生・3期生がヘルパーとしてオリエンテーションウィークを支えてくれました。
■学科別集会(4月1日午後)@四ツ谷キャンパス10号館講堂
2017年度、4期生229名が入学し、総合グローバル学部(FGS)は完成年度を迎えました。私たち2期生・3期生のヘルパーは、新入生が充実したFGSライフのスタートを切れるよう準備を重ね、新入生と出逢えるこの日を心待ちにしていました。
新入生にとって初めての学科集会では、学部長の赤堀先生、学科長の樋渡先生からご挨拶がありました。赤堀先生からは「FGSでの四年間の学びを通して、グローバルという曖昧な概念を自分なりに捉えてほしい。」とお言葉をいただきました。樋渡先生からは、「四代目の皆さんには、三代目まで発展してきたFGSを完成に導き、上級生とともに学部を創りあげてほしい。」とエールが贈られました。
学科集会終了後、新入生は基礎ゼミ担当ヘルパーによるキャンパスツアーに参加し、4年間共に学ぶ仲間との関係を深めていました。
■ヘルパー主催学科別集会(4月2日午後)@四ツ谷キャンパス1号館
「グローバル・スタディーズ基礎演習」、通称「基礎ゼミ」の担当教員と新入生との顔合わせと、新入生同士の親睦を深めるためのゲームを行いました。
「グローバル・スタディーズ基礎演習」とは、1年生の秋学期に履修する、1クラス9名程度のゼミナール形式のFGS独自の必修科目です。この科目は、論文の書き方のルールなど、大学生に必要なアカデミック・スキルを身に付けることを目標にしています。顔合わせでは、ヘルパーによる基礎ゼミの概要説明と、先生方と新入生の自己紹介を行いました。
その後、新入生は風船を使ったゲームを行いました。「風船名前探しゲーム」では、グループの人の名前をどれだけ多く覚えられるか、ということが重要です。そのため、新入生は印象的なエピソードを話したり、特技を披露したりと名前を覚えてもらうために工夫を凝らしていました。ゲームは大盛り上がりで、新入生同士が仲良くなるきっかけになりました。
■オリエンテーションキャンプ(4月5日〜6日)@八ヶ岳ロイヤルホテル
オリエンテーションキャンプとは、1泊2日で行われる新入生のための伝統行事です。このキャンプの目的は、第一に、教員・学科の仲間・先輩との親睦を深めること、第二に、新入生が履修や授業のシステムを学び、大学生活を円滑にスタートさせることです。
オリエンテーションキャンプ初日には、学科集会と相談会が行われました。第1学科集会では、先生方からカリキュラムや各研究領域の説明が、ヘルパーからは、教学支援システムLoyolaの説明が行われました。夕食後に行われた第2学科集会では、ヘルパーによる第2外国語や留学・実践型プログラムの説明・相談コーナーと、会場中央部にヘルパーとの自由相談コーナー、各研究領域の先生方との相談コーナーが設けられました。新入生がヘルパーや先生方と気軽に相談できるよう、椅子やテープルが取り払われたフランクな相談会場でした。
オリエンテーションキャンプ2日目に行われた第3学科集会では、レジュメ閲覧や課題提出時に用いるmoodleについての説明があり、その後、初日の第2学科集会同様、先生方とヘルパーとの相談会が行われました。
今年度のオリエンテーションキャンプは、ボランティア精神溢れるヘルパーと担当の先生方、事務室の方々の抜群のチームワークで、大成功を収めました。新入生は、このキャンプで同期や先輩との絆を深め、幸先の良い大学生活をスタートさせたと思います。「他者のために、他者とともに」の精神とチームワークが、FGS1期生からの伝統として受け継がれています。4学年揃ったFGSの今後の発展にご期待ください。 (3年 S. H)