4月1日の入学式からオリエンテーションキャンプを挟む約10日間を、本学ではオリエンテーションウィークとして、新入生を歓迎する行事を実施しています。
ここでは、4月1日に開催された学科別集会、4月2日のFGS独自企画であるヘルパー主催学科別集会、そして4月3日~4日に1泊2日で実施されたオリエンテーションキャンプについて紹介します。
上智大学では、各学科でヘルパーと呼ばれる先輩たちが、オリエンテーションウィークに参加してくれます。ヘルパーは、学科別集会やキャンプの企画をとりまとめ、履修や授業の取り方、学生生活の相談にのってくれる新入生にとって頼もしい存在です。今年FGSでは2・3年生先輩31名が、ヘルパーとしてオリエンテーションウィークを支えてくれました。
<学科別集会前、円陣を組むヘルパーたち>
■学科別集会 (4月1日午後)@四ツ谷キャンパス10号館講堂
ソフィア通りの桜が満開に咲き誇る中、2016年度FGSは3期生244名の新入生を迎えました。私達1期生及び2期生のヘルパーは、共に学部を創り上げていく3期生と初めて出会えるこの日を心待ちにしていました!
FGSの新入生が初めて一堂に会した学科集会は学科長の樋渡先生の司会の下、先ず新学部長の赤堀先生から挨拶がありました。「上智大学という場を最大限に活用して、勉学や課外活動に励んでほしい。」という赤堀先生の言葉に、新入生が大きな感銘を受けていたのが印象的でした。そして、樋渡先生からは、「FGSの3期生だという自覚を持って、大いに学んでほしい。」というエールが新入生に贈られました。赤堀先生と樋渡先生からの挨拶の後は、FGSの教員及び事務職員の紹介とヘルパー長からの挨拶が行われました。
学科集会終了後は、新入生はヘルパーに引率されながら履修要覧を受け取りに行き、キャンパスツアーが実施されました。
<26名の教員を紹介しています。右に写っているのはヘルパーたちです。>
■ヘルパー主催学科別集会(4月2日午後)@四ツ谷キャンパス1号館
新入生と「グローバル・スタディーズ基礎演習」担当教員の顔合わせと、新入生同士の親睦を深めるためのゲームを行いました。
「グローバル・スタディーズ基礎演習」とは、1年生が秋学期に履修する、9人~11人で行われるゼミナール形式の、FGS独自の必修科目です。この科目では、論文の書き方のルールやプレゼンテーションの行い方など、大学生として必要なアカデミック・スキルを身に付けることを目標にしています。今回の顔合わせでは、先生方と新入生はヘルパーを交えながら、各々自己紹介をしました。
その後、新入生は風船を使ったゲームを行いました。このゲームに勝つカギは、「チームメイトの名前を多く覚えること」。最初は緊張で表情が硬かった新入生も、時間が経つにつれて、表情が柔らかくなり、和気藹々とした雰囲気の中で学科集会は幕を閉じました。
<部屋を5部屋にわけて顔合わせとゲームを行いました>
■オリエンテーションキャンプ(4月3日~4日) @八ヶ岳ロイヤルホテル
オリエンテーションキャンプとは、1泊2日で行われる新入生のための伝統行事です。このキャンプの目的は①教員・学科の仲間・先輩との親睦を深める。②新入生が履修や授業のシステムを学び、大学生活を円滑にスタートさせる。の2つです。
オリエンテーションキャンプ初日は、2つの学科集会と相談会が、先生方とヘルパーによって行われました。第1学科集会では、先生方から履修や各領域の説明が、ヘルパーからは、教学支援システムLoyolaの説明が行われ、新入生は履修科目を組むにあたり、必要な事項の説明を受けました。夕食後に行われた第2学科集会ではヘルパーが第2外国語に関するプレゼンテーションをし、その後、先生方と共に相談会を行いました。先生方へは各領域で学ぶことができる内容に関する質問が、ヘルパーへは履修や課外活動、アルバイトなど、大学生活に関する質問が寄せられました。
オリエンテーションキャンプ2日目に行われた第3学科集会では、短期語学留学や国連研修など、大学提供のプログラムについてヘルパーがプレゼンテーションを行い、その後、初日の第2学科集会同様、先生方とヘルパーへの相談会が行われました。
オリエンテーションキャンプに参加した新入生からは、「先生方と学生の距離が近くて驚いた。」や、「大学生活を始めるにあたっての不安が解消された。」などといった声が多く寄せられました。
3期生が入学し、FGSはさらに個性豊かで、賑やかな学部になりました。パワーアップしたFGSの今後の活躍に、ご期待ください!
(3年 落合 亜由子)
<1年生のために頑張ってくれたヘルパーの先輩たち>
<オリキャンが終了し、無事大学に戻ってきた1年生、ヘルパー、先生方>