「実際に体験することの大切さ」
大学入学当時から上智の豊富な留学プログラムに惹かれており、漠然と在学中に留学したいと思っていました。しかし大学で勉強していくうちに、私が本当にしたいことは海外大学留学ではなく現地の人と同じように生活することだと思い直すようになり、自分で海外インターンシップの斡旋会社を探し始めたのが渡航のきっかけでした。学外のプログラムを利用しようとしていたので大学のサポートを受けることはしませんでしたが、斡旋会社が上智でも説明会を行っているという話は会社を信頼する根拠になったと思います。
現地では英語語学学校で受付兼アシスタントとして働いていました。場所がニューヨークだったこともあり様々な人が生徒として学校にいました。彼らをサポートする中で、各々の国やアメリカの話をする機会が多くあったのですが、そこでFGSで学んだことが活きていたと思います。FGS では世界の国・地域について学ぶ機会がありました。その知識が、実際にその国・地域からきた人と話す際にとても役に立ったのです。また学校関係に関わらず、現地のアメリカ人と交流する時もアメリカや日本について知っていたことがとても助けになりました。日本以外の国で生活する時、その地域の政治や社会に関する知識を身につけておくことがとても重要になると実感しました。
渡航以前は大学での勉強で世界についてある程度学べていると思っていましたが、実際に現地に赴いてみるとそこに暮らす人々の暮らしぶりや考えていることがダイレクトに伝わってきて、大学だけでは知り得ない物事を知れたように感じます。この経験から、今後何か知りたい・学びたいと思った時、机に向かうだけでなく自分でその物事の中に飛び込んでいくことも必要なのだと学びました。
FGS を目指す皆さんに伝えたいこと
FGSを目指すみなさんは国際関係などに関心があるのだと思います。将来世界を飛び回って活躍したいと思っている方も多くいると思いますが、そのためにはまず世界に関する知識を身につけなければいけないです。FGSでその知識を身につけ将来に繋げていけるよう、これからも頑張ってください。