新聞学科の特徴
上智大学新聞学科は1932年に設立されました。ジャーナリズム、マス・コミュニケーション関係の学科としては、日本で最も古い伝統を持っています。これまでの卒業生は3000名以上にのぼりますが、毎年平均で4割以上がマスコミ各分野に就職しています。それ以外に国際機関やNGOなどでも卒業生が幅広く活躍しています。
カリキュラムの内容は、メディアの社会的機能や倫理・法制度などマスコミ研究の理論に関する科目と、将来マスコミの現場で働く希望をもつ学生に役立つような実践的な科目をバランスよく配置しています。理論に偏することも実践に偏ることもない幅広い教育を行い、これまで多くの学生を育ててきました。また、さらにこの分野の研究を深めたいと考える学生に対しては大学院が設けられています、
専任の教員は8名ですが、それぞれの分野で高い業績をあげています。この分野の最大の学会は、「日本マス・コミュニケーション学会」ですが、この学会はそもそも上智大学の故小野秀雄名誉教授が設立され、初代会長を務められたものです。以来学科の教員は、歴代会長や理事を輩出してきました。
学科定員一学年60名(2012年度から80名に増員))と比較的規模が小さいため、教員と学生の密度の濃いコミュニケーションが可能です。学生は自ら求めれば、極めて質の高い教育を受けることができます。
ジャーナリズムやメディアの現場に進もうとする学生ばかりでなく、現在の高度に発達した情報化社会の中で社会人として必要なメディアに対する基礎知識を獲得し、メディア・リテラシーを身に付けようと考える学生を歓迎します。
|