大学院情報 / 専攻主任のあいさつ

上智大学大学院文学研究科新聞学専攻へようこそ
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新聞学専攻主任 




専攻の特徴

 新聞学専攻は学部出身者のみならず、他大学・他学部・他学科からの進学者も多く、特にアジア各国から多数の留学生を受け入れているので、授業や演習等においても国際的な視野に立った討論や分析・検討が日常的に行われています。
 30年以上の歴史があり、我が国でも博士前期課程(修士)ばかりでなく、数少ない後期課程(博士)を持つ新聞学専攻の多くの卒業生が、既に国内外の高等機関・国際機関・大学などで活躍しています。2014年度から社会人入試は2月期にも実施するようになりました

専攻の歩み  新聞学専攻30年の(1)

専攻概要
1971年4月修士課程(現博士前期課程)、1974年4月博士課程(現博士後期課程)設置。2014年3月までに前期(修士)課程269名修了、博士後期課程43名修了。博士号(課程博士)取得者20名。論文博士号授与者7名2014年4月現在在籍者 前期課程者13名、後期課程7名  外国人特別研究生4名 社会人入学者(前期課程のみ)3名

前期課程

 前期課程では、マス・コミュニケーション理論、ジャーナリズム論、メディア分析を中心としたカリキュラムを組み、さらに今日の問題状況に柔軟に対応し、研究を展開させるために演習を配置しています。メディアやジャーナリズムの問題は相互に関連が深く、それぞれに単独に研究したのでは満足な研究視野が得られないからです。
 前期課程の初年度の目的は、マス・コミュニケーションとジャーナリズムの研究のために、幅広く様々な先行研究について学び、問題領域への理解を深めることを通して自己の問題関心の洗練を図るところにあります。このため、それぞれの学生の問題関心以外の領域に関しても相当量のリーディング・アサイメントを課し、また必要な場合には学科科目の受講を奨めています。
 2年次以降は修士論文の完成を目指し、指導教員の指導の下に自己の研究を推進しなければなりません。
 新聞学専攻は創設立当初から、世界、特にアジア各国から多数の留学生を受け入れており、演習等においても国際的な視野に立った討議や分析・検討が日常的に行われています。

後期課程

 後期課程は将来この分野で研究・教育に携わり、広く国際的な水準において活躍できるような人材の育成を目的として設置されています。日常の研究活動においては学問的方法論、専門知識の水準をさらに向上させるとともに、研究者として自己のテーマ領域を確立することが3年ないし5年間に要求されます。
 後期課程への進学は自己の将来の職業選択と密接に結びついており、安易に決断するべきではないでしょう。志願者にはこの点についての深い自覚が求められます。入学後1年を経て、論文提出資格を得るための試験をパスしたものが学位申請の論文執筆が許可されています。

 






 進学志望者へのアドバイス

 学部・大学院で新聞学専攻以外の領域からの志望者は、なるべく基礎科目=マス・コミュニケーション、メディア、ジャーナリズム、情報といった科目を受講し、基礎知識を修得しておきましょう。
 入試過去問題については、大学公式サイトから見ることができますが、それ以外の過去問については新聞学科事務室(電話03-3238-3631)にお問い合わせください。


教員の専攻分野、主な研究テーマ

教員名

専攻分野

主な研究テーマ

小此木潔 ジャーナリズム論 危機とジャーナリズム
田島 泰彦 マスコミ倫理法制 メディアの自由と規律

鈴木 雄雅

ジャーナリズム史

国際コミュニケーション
碓井 広義 メディア論 テレビ、ラジオ放送
渡辺 久哲 メディアと調査   世論調査、広告論

音 好宏

メディア論

社会変動とメディア

阿部 るり 文化とコミュニケーション メディアとグローバリゼーション
柴野 京子 出版論 メディアと社会


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◆◆上智大学大学院新聞学専攻1971〜2011の歩み◆◆

 
1971(昭和46)年 大学院文学研究科に新聞学専攻修士課程(現博士前期課程、定員10名)を新設。
1974(昭和49)年 大学院文学研究科に新聞学専攻博士課程(現博士後期課程、定員3名)を新設。
            前期課程最初の修了者2名

1976(昭和51)年 学則改正により、博士前期課程(旧修士課程)、後期課程(旧博士課程)となる。
            大学院設置に尽力された川中康弘教授死去。

1979(昭和54)年 後期課程最初の課程修了者(満期退学)2名
1981(昭和56)年 学科創立五十周年記念式典。

1984(昭和59)年 鈴木雄雅講師、着任。
1989(平成元)年 春原昭彦教授(昭28卒)、第十代日本新聞学会
           (現日本マス・コミュニケーション学会)会長に就任。
1991(平成3)年 大学院博士課程で初の課程博士号2名授与。
           武市英雄教授、日本時事英語学会会長に。
1992(平成4)年 石川旺教授、着任。
1994(平成6)年 ホセ・デベラ教授退任、上智大学名誉教授に。 
           音好宏講師、着任。
1995(平成7)年 三好崇一教授、退任。藤田博司教授、着任。
1997(平成9)年 武市英雄教授、文学研究科委員長に就任(〜2001年3月)。
           第5回「同窓会名簿」発行。
1998(平成10)年 春原昭彦教授退任、上智大学名誉教授に。
            金山勉講師、着任。
1999(平成11)年 渡辺薫教授、退任。田島泰彦教授、着任。
            武市英雄教授、日本マス・コミュニケーション学会会長に就任。

2000(平成12)年 植田康夫教授、日本出版学会会長に就任。武市教授、大学・社会正義研究所所長に就任。
            初の論文博士号を授与

2001(平成13)年 大学院課程創立30周年。武市英雄教授退任、上智大学名誉教授に。
           
2002(平成14)年 橋場義之教授、着任。

2003(平成15)年 阿部るり講師、着任。

2005(平成17)年 藤田博司教授、退任。
           鈴木雄雅教授、文学研究科委員長に就任
           春原昭彦名誉教授、日本マス・コミュニケーション学会名誉会員に。

2006(平成18)年 新聞学科創立75周年。記念シンポジウム開催(11月12日)新聞学専攻35周年。

2008(平成20)年 植田康夫教授、退任。

2009年(平成21)年 植田康夫教授、上智大学名誉教授に。石川旺教授、退任。金山勉教授、離任。

2010(平成22)年 碓井広義教授、渡辺久哲教授、着任。

2012(平成24)年 柴野京子助教、着任。

2013(平成25)年 橋場教授、退任。メディア・ジャーナリズム研究所創立。
           日本マス・コミュニケーション学会2013年度秋季研究発表大会開催。武市英雄名誉教授、同学会名誉会員に。


(2014年3月まで)
修士号授与者
博士前期課程修了者  262名
社会人入学修了者    14名   
満期退学者 課程博士号授与者
博士後期課程修了者 43名 20名
論文博士号授与者 7名

課程博士号授与者20名のうち、外国籍17名(韓国12名、中国5名)、日本3名
博士号授与一覧者

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