お知らせ

(2月17日追記)シンポジウム『女性研究者の現在と未来』(2022年12月17日)

2022年12月17日に、同志社大学・上智大学共同開催シンポジウム「女性研究者の現在と未来」(オンライン、日本語)を実施しました。

「女性研究者支援」をテーマとした本シンポジウムでは、まず、大日本印刷株式会社取締役である宮間三奈子氏に、『未来の女性研究者・女性管理者に期待すること~自身のキャリアを振り返って~』と題して、偶然をキャリアの機会にするポイント等を交え、企業のトップ層から見た女性のキャリアの築き方についてご講演いただきました。

続いて、阪田真己子同志社大学教授、ならびに齊藤玉緒上智大学教授が、両校が共同で遂行する「海外先進事例を通じた私立大学におけるダイバーシティ推進モデルのための調査研究」の中間報告として、両校の学内調査や国内機関への調査分析から見えてきた私立大学の課題報告および調査分析対象として取組んでいる海外大学の事例紹介を行った後、2023年3月8日に開催する最終成果報告シンポジウムの案内がありました。

最後に、「私立大学トップから見た女性研究者支援の課題と今後の展望について」をテーマとして、女性の学長・副学長によるパネルセッションが行われました。パネリストには、関西大学副学長大津留智恵子氏、千葉商科大学副学長橋本隆子氏、東京理科大学特任副学長向井千秋氏、東洋大学学長矢口悦子氏をお迎えし、それぞれの大学における女性研究者支援の取り組みや、重要と考える点についてお話しいただきました。後半では、視聴者からの質問も交えながら、特に日本の女性研究者支援をめぐる課題や展望について意見交換を行いました。

当日は、およそ150名の方々が参加されました。

*本シンポジウムは2021年度に採択を受けた文部科学省科学技術人材育成補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(調査分析)」の活動の一環として実施しました。

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