2021年7月20日授業レポート「パラアスリートと考える障がい者スポーツと共生社会」

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東京2020オリンピック開幕まであと2日となり、国立競技場に近い上智大学にも開催のムードが漂ってきました。
さてそんな中、昨日(7月20日)には、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社との連携講座として開講している「パラアスリートと考える障がい者スポーツと共生社会」(春学期火曜4限)の最終回の講義が同社代表取締役社長 金杉恭三氏をお招きし、「損害保険事業とパラスポーツ支援」をテーマに行われました。

授業風景(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社代表取締役社長 金杉恭三氏)」
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 代表取締役社長 金杉恭三氏
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 代表取締役社長 金杉恭三氏

金杉社長は、はじめに損害保険事業の概要や事業展開を紹介され、自動車保険を取り巻く環境が大きく変化する中、グローバルで安全安心なモビリティ社会の実現を目指した様々なチャレンジに関してお話をいただきました。
自動運転やテレマティクスといった先進技術に対応した、データを利活用した新しいビジネスへの取り組みは学生の関心が非常に高く、熱心に耳を傾ける姿がみられました。

次に、「全国各地での所属アスリートによる講演会や障がい者スポーツ体験会の実施」、「パラスポーツ大会への応援派遣」、「障がい者アスリート雇用」といったスポーツを通じた共生社会の実現に資する取り組みを紹介いただきました。
同社の障がい者アスリート雇用は仕事をしながら競技を続けるという方針を採っており、仕事と練習を両立させています。仕事を通じてコミュニケーションスキルを磨くことがアスリートのキャリア形成に資するのみならず、ダイバーシティやインクルージョンに関わることを通じて社員の意識が変化したり、アスリートを応援することを通じて社内の一体感が生まれるといった大きなメリットがあると話しました。
パラリンピックを契機に障がい者アスリート雇用に力を入れる企業が増えてきたことを歓迎するとともに、この取り組みを一過性ではなく、パラリンピック後も続けることが大切であると述べました。

その後、多数の質問が学生から上がり、それに応答する形で授業は最後まで盛り上がりました。

上智大学もオリンピック・パラリンピックをゴールとするのではなく、その先の共生社会構築に向けて、引き続き取り組んで参ります。

学生からの質問に答える金杉氏
本学との連携内容についての投影資料