国際協力・国際機関人材育成シリーズ③
国際緊急人道支援のキャリアと仕事－人の命と生活を守るために－グローバルキャリアのすすめ

今日、人々の生命・生活が脅かされる人道的危機（紛争や自然災害など）は世界中どこでも、突如として発生することがあります。国際社会が協力して支援する体制が必要とされ、その体制の中で支援を迅速に必要な人に届けるプロフェッショナルが求められています。
本書は、国際緊急人道支援に関心を持つ大学生や大学院生、社会人から中学校や高校の生徒まで、幅広い人たちが、この分野の仕事内容を理解しキャリアをリアルにイメージできるように、国際緊急人道支援の最前線でかかわっている13人のキャリアを紹介したものです。

編集　   上智大学総合人間科学部教授　小松　太郎　　　　　　　　　　　　　　
発行元　国際開発ジャーナル社　　　　　　　
発売所　丸善出版　
発行日　2020年4月20日　
判型　　四六　188×128　204ページ　
ISBN　   978-4-87539-806-6　
定価　　本体1,000円+消費税
　　　　　　　　　　　
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https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/?book_no=303800

各章タイトルと執筆者　（敬称略、所属は2019年現在）
第1章     最前線にいる人々を支えることで「人道支援」に貢献する
　　      アイ・シー・ネット株式会社　須原 敦
第2章     世界に羽ばたく日本発の国際緊急人道支援調整エキスパート
              国際協力機構　勝部 司
第3章     日本から人道支援の現場を支える仕事
              赤十字国際委員会(ICRC) 駐日事務所 冨田 麻美子
第4章     現場に発し、何でも手がける
              日本赤十字社　斎藤 之弥
第5章     世界平和のすゝめ（多様な関わり方）
              AAAR Japan（難民を助ける会） 五十嵐 豪
第6章     教育開発の現場から子どもを守る緊急人道支援へ
              セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 塩畑 真里子
第7章     難民問題との出会い―ルワンダの現場が原点に
              UNHCR駐日事務所　河原 直美
第8章    人道危機と復興の先を見据えて―子どもを誰一人取り残さない未来を目指して
              UNICEF東京事務所　根本 巳欧
第9章    学びと実践：子どもたちに図書を届けるまで
             シャンティ国際ボランティア会 三宅 隆史
第10章  日本の高齢者介護と中東の難民支援は別物か？〜支援する仕事を行き来する関わり方
              外務省国際協力局　川越 東弥
第11章 「よい支援とは？」正解のない問いに向き合い続ける覚悟
              認定NPO法人IVY　バングラデシュ事務所　木村 万里子
第12章 「We Deliver〜必ず支援を届けます」
              元国連WFPアジア地域局長　忍足 謙朗
第13章  学ぶこと・教えることの意味を緊急人道支援を通じて考える
              上智大学総合人間科学部　小松 太郎