尾﨑 久仁子(おざき・くにこ)
上智大学国際関係研究所 客員研究員
- 専攻分野
- 国際法、国際人権法、国際刑事法
- 学歴
- 1978年 東京大学教養学部教養学科国際関係論コース卒業(教養学士)
1982年 英オックスフォード大学ベリオール・カレッジ卒業(M.Phil. in International Relations)
- 主要職歴
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- 1979年 外務省入省。条約局法規課課長補佐、国際連合日本政府代表部一等書記官、法務省刑事局付等を経て、
- 1998年 法務省入国管理局難民認定室長
- 1999年 外務省人権難民課長(2001年人権人道課長に名称変更)
- 2001年 東北大学大学院法学研究科教授(2003年から神戸大学大学院国際協力研究科教授併任)
- 2004年 在ウィーン国際機関代表部公使(IAEA、NSG担当)
- 2006年 国際連合薬物・犯罪事務所(United Nations Office for Drugs and Crime) 条約局長
- 2009年 政策研究大学院大学教授
- 2010年 国際刑事裁判所(International Criminal Court)裁判官(2019年まで)
- 2015年 国際刑事裁判所第2副所長(2018年まで)
- 2020年 常磐大学総合政策学部特任教授、東京大学大学院法学政治学研究科客員研究員、上智大学国際関係研究所客員研究員
- 主要著作
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- 単著:『国際人権・刑事法概論』(信山社、2004)
- 共著:『ブリッジブック国際法』(信山社、2003)
- 論文:「日本における戦争犯罪の処罰について」(村瀬信也・真山全編『武力紛争の国際法』東信堂、2004)
- 「国連におけるジェンダー主流化について」(植木俊哉・土佐弘之編『国際法・国際関係とジェンダー』東北大学出版会、2007)
- 「国際組織犯罪防止条約について-国際連合の視点から」刑事法ジャーナル9号(2007)
- 「国際刑事裁判所の現状と課題」刑事法ジャーナル27号(2011)
- 「国際刑事裁判所における手続上の問題-いわゆる「証人テスト」を例として」(坂元茂樹・薬師寺公夫編『普遍的国際社会への法の挑戦』信山社、2013)
- 「国際刑事裁判所と国際社会における法の支配」国際問題2017年11月号
- 「国際刑事裁判所の現在」法律時報1129号(2018)
- 「国際刑事裁判所第1審裁判手続の概要と問題点」国際法研究
- 7号(2019)