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著者発行者発行年請求記号
『移民・ディアスポラ研究「レイシズムと外国人嫌悪」』
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一向に改善の兆しの見えない日韓関係、相変わらずの日中関係。そうした中、定着化しているように思われるレイシズム、そして外国人嫌悪の意識。これらの顕現たるヘイトスピーチが注目を集めがちだが、近視眼的な対策だけでは根本は変わらない。本書では、様々な分野を専門とする社会学者たちが、歴史的に背景を追う視点や、他国の状況と比較する視点を駆使し、多方面から現代の偏見の広がりを分析する。

(白石恵那・IGC職員)

小林真生編著明石書店2013
『ルポ京都朝鮮学校襲撃事件―「ヘイトクライム」に抗して』
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女子部JAPANというサイト上でヒップホップバンドの「ライムスター」メンバー宇多丸氏の悩み相談コーナーがある。最新回の相談は在日韓国人である相談者が最近ヘイトスピーチに怖さを覚えるようになり、日本を出たいと考えている。しかしそれは一人だけ逃げるようでもあり悩む。こんな自分はおかしいのか、という内容だった。この本にあるように子供たちは突然に暴力にさらされ、大人は子供を守れなかったと自分を責める。しかしそんな状態にしたのは一体誰なのだろう?誰が一体ほんとうにおかしいのか?このルポの中にその答えが詳細に書かれている

(栗田隆子・IGC職員)

中村一成岩波書店2014
”Embedded racism : Japan's visible minorities and racial discrimination”Debito Arudou Lexington Books 2015
『ヘイトスピーチはどこまで規制できるか』LAZAK(在日コリアン弁護士協会)編影書房2016
『ヘイトスピーチとたたかう!―日本版排外主義批判』有田芳生岩波書店2013
『ヘイトスピーチ―表現の自由はどこまで認められるか』エリック・ブライシュ明石書店2014
『ヘイト・スピーチに抗する人びと』神原元新日本出版社2014
『ヘイト・スピーチの法的研究』金尚均編法律文化社2014
『在日コリアン弁護士から見た日本社会のヘイトスピーチ―差別の歴史からネット被害・大量懲戒請求まで』金竜介/姜文江明石書店2019
『ヘイト・スピーチとは何か』師岡康子岩波書店2013
『外国人へのまなざしと政治意識』田辺俊介勁草書房2011
『日本人は右傾化したのか』田辺俊介勁草書房2019
『「在日特権」の虚構―ネット空間が生み出したヘイト・スピーチ(増補版)』野間易通河出書房新社2015
『ヘイトスピーチってなに?レイシズムってどんなこと?』のりこえねっと編七つ森書館2014
『ヘイト・スピーチ規制の憲法学的考察―表現の自由のジレンマ』桧垣伸次法律文化社2017
『日本型排外主義』樋口直人名古屋大学出版会2014
『ネット右翼とは何か』樋口直人ほか青弓社2019
『なぜ、いまヘイト・スピーチなのか―差別、暴力、脅迫、迫害』前田朗編三一書房2013
『ヘイト・スピーチ法研究序説―差別煽動犯罪の刑法学』前田朗三一書房2015
『ヘイトスピーチ―「愛国者」たちの憎悪と暴力』安田浩一文藝春秋2015
『民族でも国家でもなく―北朝鮮・ヘイトスピーチ・映画』李鳳宇/四方田犬彦平凡社2015
『日本型ヘイトスピーチとは何か―社会を破壊するレイシズムの登場』梁英聖影書房2016