カントの世界市民主義と現代の難民問題
2024年は哲学者イマヌエル・カントの生誕三百年記念の年。カントの哲学のありとあらゆる面が再検討されていますが、そこからカントの「世界市民主義」をはずすことはできません。人類が一つの地球を共有しているという事実と普遍的な人間の権利に基づくカントの世界市民主義から、21世紀のわれわれは何を学ぶことができるでしょうか、また、それに何を補うべきでしょうか。そして、われわれは何をすべきでしょうか。現代世界の喫緊の課題の一つである難民問題を、カントと共に、カントを越えて、みなで考えたいと思います。
カント哲学研究者、国際人権法研究者、難民支援実践者の三人の提題者の提題と鼎談に続き、聴衆のみなさんも交えて共に考えます。
[提題者]
・赤阪むつみ(難民支援協会)
・東澤靖(明治学院大学)
・寺田俊郎(上智大学)
[司会]
・寺田俊郎
カント哲学研究者、国際人権法研究者、難民支援実践者の三人の提題者の提題と鼎談に続き、聴衆のみなさんも交えて共に考えます。
[提題者]
・赤阪むつみ(難民支援協会)
・東澤靖(明治学院大学)
・寺田俊郎(上智大学)
[司会]
・寺田俊郎