シネマ哲学カフェ緊急特別企画 パレスチナ占領を知る、そして考える
シネマ哲学カフェ緊急特別企画
パレスチナ占領を知る、そして考える
土井敏邦監督『沈黙を破る』上映会+ダイアログ
日々深刻化するガザ情勢を受け、パレスチナ占領がどのようにつづいてきたのかを知り、人びとと共に考えます。
『沈黙を破る』(2009年)は、長編ドキュメンタリー映像シリーズ「届かぬ声―パレスチナの占領と民衆―」4部作の第4部に当たる作品です。2002年春、イスラエルの元将兵だった青年たちによる「沈黙を破る」と名づけられた写真展は、“世界一道徳的”な軍隊として占領地に送られた元兵士たちが、自らの加害行為を告白するものでした。占領地で絶対的な権力を手にし、次第に人間性や倫理、道徳心を失い、“怪物”となっていった若者たち。彼らは、自らの人間性の回復を求めつつ、占領によって病んでいく祖国イスラエルの蘇生へと考えを深め、インタビューに応じることになります。監督は、ジャーナリストとして20数年にわたりパレスチナ・イスラエルを取材してきた土井敏邦氏です。
本作を通し、イスラエル軍による「占領という構造的な暴力」の実態がいかなるものであり、どのような文脈をもって、現在の情勢につながっているのかを知る契機となればと考えています。
また、集まった人びとと共に対話を通して、現在を描く言葉を探していくこと、そして共に生きていくことを手放さないように考えることを試みたいと思います。その際、こちらよりグラウンドルールを提示し、小グループに分けて対話を行う予定です。
【Schedule】
15:30 開会
15:40 - 17:50 上映会
18:00 参加者同士によるダイアログ
18:30 閉会
パレスチナ占領を知る、そして考える
土井敏邦監督『沈黙を破る』上映会+ダイアログ
日々深刻化するガザ情勢を受け、パレスチナ占領がどのようにつづいてきたのかを知り、人びとと共に考えます。
『沈黙を破る』(2009年)は、長編ドキュメンタリー映像シリーズ「届かぬ声―パレスチナの占領と民衆―」4部作の第4部に当たる作品です。2002年春、イスラエルの元将兵だった青年たちによる「沈黙を破る」と名づけられた写真展は、“世界一道徳的”な軍隊として占領地に送られた元兵士たちが、自らの加害行為を告白するものでした。占領地で絶対的な権力を手にし、次第に人間性や倫理、道徳心を失い、“怪物”となっていった若者たち。彼らは、自らの人間性の回復を求めつつ、占領によって病んでいく祖国イスラエルの蘇生へと考えを深め、インタビューに応じることになります。監督は、ジャーナリストとして20数年にわたりパレスチナ・イスラエルを取材してきた土井敏邦氏です。
本作を通し、イスラエル軍による「占領という構造的な暴力」の実態がいかなるものであり、どのような文脈をもって、現在の情勢につながっているのかを知る契機となればと考えています。
また、集まった人びとと共に対話を通して、現在を描く言葉を探していくこと、そして共に生きていくことを手放さないように考えることを試みたいと思います。その際、こちらよりグラウンドルールを提示し、小グループに分けて対話を行う予定です。
【Schedule】
15:30 開会
15:40 - 17:50 上映会
18:00 参加者同士によるダイアログ
18:30 閉会