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    日時
    • 2020年6月27日(土) 16:00 - 17:30
  • 場所
    • Zoomでの開催
  • 対象者
    • 上智大生:35名-40名。参加申し込み用フォームからお申し込みください。
  • 参加費
    • なし
  • 主催
    • 上智大学グローバル・コンサーン研究所
  • 協力
    • 学内サークルクマノミ、学生団体クツシタカラ
  • お問合わせ
    • グローバル・コンサーン研究所 i-glocon@sophia.ac.jp
上智大生座談会〜おすすめのこの作品〜
「レインボー・ブックフェア:LBGTQ+、性的指向・性自認の多様性を考える」によせて
新年度が始まって2ヶ月が経とうとしています。今年度の始まりは、全ての人にとって今まで経験したことのない新しい環境となりました。たくさんのサークルと出会えるフレッシュマンウィークが中止になったり、そもそもキャンパスで集まれない。活動が限られる今の状況で、私たちは何ができるでしょうか。今回はこれに対するひとつの答えとして、上智大学グローバル・コンサーン研究所企画「レインボー・ブックフェア:LBGTQ+、性自認・性の多様性について考える」の一環として、上智で活動する2団体を迎えたオンライン座談会を開催します。

 新型コロナが流行り出した時、特定の人種や見た目の人が差別の対象になり始めました。この時思い出されるのは1980年代の日本。エイズパニックの中で、差別の対象になった集団の一つが(男性)同性愛者でした。今回も例えば韓国で性的少数者が多く集まるクラブで集団感染が起こり、感染者を巡って見えない差別が浮き彫りになりました。同時に「家」に留まることが求められる中で、「家」というもの自体を考えさせられる時間でもありました。こういうときだからこそ考えられることが私たちにはあるし、安心してなんでも話せる時間・場が必要だと考えました。特別な準備はいりません。お気軽にご参加ください。

 今回の企画では少人数ごとのトークタイムを設けますが、全員に音声での参加を強制はしません。家族や複数人で暮らしている方の中には、会話を聞かれることが参加を諦める理由になってしまうかもしれないと考えたからです。全ての人が「参加した」「して良かった」と思えるよう、申し込み段階で、話し合いたいこと、聞きたいことを募集します。音声での参加がかなわない方も、何かあればここから、もしくはイベント中のチャット機能から、十分に参加できるよう私たちも心がけますので、ご意見ありましたらそちらも申し込み用フォームに書いていただけたらと思います(例:こういう形だったら私も参加できる)。

〈内容〉
・はじめに:企画趣旨説明、それぞれの自己紹介
・ブックフェア関連:おすすめの本、映画紹介
・グループごとのトークタイム:5名ほどの参加者で分かれ少人数で話し合います
・メインルームに戻って:セッションで出た話題、事前に受け付けた質問をテーマに学生団体のメンバーで話し合ってもらいます
・おわりに

〈トーク会でのお願いとルール〉
・名前は実名/仮名、ビデオオンオフ、音声オンオフOK
・個人と個人の対話の場に
  ・お互いの意見を尊重する
  ・「違う」ではなく「私はこう思う」
・安心できる場に
  ・聞いたことを言いふらさない
  ・性自認/性的指向を無理やり聞き出そうとしない
  ・言いたくないことは言いたくないと言える雰囲気