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    日時
    • 2017年2月18日(土) 14:00~18:00
  • 場所
    • 上智大学四谷キャンパス2号館4階408教室
  • 対象者
    • どなたでも
  • 参加費
    • 無料
  • 主催
    • 上智大学グローバル・コンサーン研究所
  • お申込み
    • 不要
  • お問合わせ
    • Tel: 03-3238-3023 E-mail: i-glocon@sophia.ac.jp
反オリンピックと都市―リオ・ピョンチャン・東京
Social Movement against Olympic Games: Rio de Janeiro・Pyeongchang・Tokyo
一国の開発や復興を掲げて開催されるオリンピック。そのネガティブな側面が議論されることも多いが、オリンピックとなると、他のメガイベントにもまして、抗議の声はかき消されてしまう。都市において普段は見えなくされている権力関係は、貧困層の立ち退き、開発主義による環境破壊など、オリンピックによって顕在化する。普段は見えない権力関係が、オリンピックを梃子にして、どのように作用するのか。リオの都市開発と貧困層の追い出し、ピョンチャンの環境破壊など外国では何が起きたのか、そして東京では2020年に向けて、すでに何が起きているのか、それはオリンピックのいかなる権力作用によるものなのだろうか。シンポジウムでは、リオ、ピョンチャン、東京の社会運動の現場から、オリンピックで争われる都市の価値とは何かを議論する。
~シンポジウム登壇者~
いちむらみさこ(Ichimura Misako)
アーティスト。2003年より東京都内の公園のテント村に住みながら、絵を描く集い、エノアール運営。野宿者運動にかかわりながら、反五輪の会で活動。著書に『Dearきくちさん―ブルーテント村とチョコレート』キョートット出版他。

町村敬志(Machimura Takashi)
社会学者。一橋大学教授。専門は都市社会学。著書に『世界都市東京の構造転換』、『開発主義の構造と心性―戦後日本がダムでみた夢と現実』、編著に『都市空間に潜む排除と反抗の力』など他多数。

ジゼレ・タナカ(Giselle Tanaka)
建築家、都市研究者。リオデジャネイロ大学都市計画研究所所員。リオ五輪の対抗イベント『JOGOS DA ECLUSAO(排除のゲーム)』主催者のひとり。

李敬烈(イ・ギョンリョル)(Lee Kyung Yeol)
スポーツ平和フォーラム幹事。高麗大学教育大学院で体育を専攻。2011年に反対運動にもかかわらず東大門運動場が撤去され、東大門デザインプラザが建設されたことを一顧だにしなかったアカデミズムに幻滅。体育が政府の権力を強化し政治的業績をあげるために利用されることに抵抗し、体育の価値を多様な形で提示すべくNGO活動に従事している。


[アーカイブズinfo]
IGCにて、チラシ・当日配布物を保管・閲覧可能化しています。