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    日時
    • 2016年6月18日(土)13:30-15:00(13時開場)
  • 場所
    • 上智大学四谷キャンパス 12号館102教室
  • 対象者
    • 上智大学生・教職員 ※予約不要
  • 主催
    • 上智大学グローバル・コンサーン研究所
  • お問合わせ
    • i-glocon@sophia.ac.jp / 03-3238-3023
「慰安婦」問題と現代の性暴力の連続性
~当事者による証言の意味~
国連の諸機関、米下院議会、欧州議会などは、「慰安婦」問題を深刻な人権問題と捉え、日本政府に解決を促しているが、国際社会と日本社会の人権意識には大きなズレがある。現在を生きる私たちにとって「慰安婦」問題は何を問うているのだろうか。韓国、フィリピン、中国、インドネシアや在日の「慰安婦」問題の被害者の語りを聞き、その言葉を記録に残す作業を続けている川田文子さんを迎え、当事者の証言の意味や、現代の性暴力との接点について考える。
【講師】川田文子さん
1943年生まれ。ジャーナリスト。日本の戦争責任資料センター共同代表。雑誌の編集記者時代に老女の聞き書きを開始。1977年に沖縄で「慰安婦」被害の証言者に出会い、ライフワークに。
主な著書に『赤瓦の家-朝鮮から来た従軍慰安婦』(筑摩書房、1987年)、『ふっ子さん保育園をはしる 現代子預け考』(ユック舎、1990年)、『皇軍慰安所の女たち』(筑摩書房、1993年)、『インドネシアの「慰安婦」』(明石書店、1997年)、『自傷』(筑摩書房、2004年)、『ハルモニの唄 在日女性の戦中・戦後』(2014年 岩波書店)。