IGCとは所員講演会/イベント刊行物図書室リンクお問い合わせENGLISH
もどる
    日時
    • 2011年3月8日(火)18:00~20:00 (17:30開場)
  • 場所
    • 上智大学中央図書館9階 L-921
  • 対象者
    • どなたでも参加できます
  • 参加費
    • 無料
  • 主催
    • 上智大学グローバル・コンサーン研究所
  • 協力
    • お茶の水女子大学ジェンダー研究センター
      東北大学グローバルCOE「グローバル時代の男女共同参画と多文化共生」
国際女性デーシンポジウム「世界118位の現実:クオータは突破口となるか」
日本の女性議員(衆議院)の比率は世界118位(2010年10月)。わずか11.3%に過ぎ ません。参院では18.2%ですが、まだ2割にも達していないのが現状です。世界各国ではクオータ制度が次々と導入され、それによって女性議員比率が向上していますが日本国内では女性議員が増えることの意義も、またクオータ制の有効性に関して も、ほとんど関心が払われていません。
しかし、日本は国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)からは暫定的特別措置(いわゆるポジティブ・アクション)の導入を検討するよう求められており、今年8月までにどのような措置を取ったのか報告しなければなりません。また昨年12月に策定された第3次男女共同参画基本計画(2010年閣議決定)では、衆参議員の候補者に占める女性の割合を今後10年間で30%にまで増やすよう数値目標を設定し、各政党にクオータ制の導入を検討するよう要請することとなっています。
クオータ制は女性議員を半ば強制的に増やすことになりますが、しかしながら、それに対しては「逆差別」に当たるとか,立候補の自由の侵害であるという根強い批判もあります。だとしたら、なぜ多くの国でクオータ制が導入されたのでしょうか?クオータ制の導入で、その国の政治はどのように変わったのでしょうか? そこで、国際女性デーである3月8日に緊急シンポジウムを開催し、国政にクオータ制を導入することの意義について議論をし、理解を深めたいと思います。
■基調講演:辻村みよ子 (東北大学大学院教授)
■発表者(予定・順不同):
橋本ヒロ子(十文字大学教授,国連女性の地位委員会日本政府代表)
申琪榮(お茶の水女子大学大学院准教授、ジェンダー研究センターセンター員)
福島みずほ(参議院議員,社民党党首,元男女共同参画担当大臣)
小宮山洋子(衆議院議員,民主党,厚生労働副大臣)
円より子(前参議院議員,民主党)
木谷宏(麗澤大学経済学部教授,食品会社元CIO(最高情報責任者))
越堂静子(ワーキング・ウイメンズ・ネットワーク(WWN)代表) 
三田資子(一市民として,株式会社ブレイン・コミュニケーションズ )
竹生悠子(学生,上智大学国際教養学部)
竹信三恵子(朝日新聞編集・論説委員)
■司会
三浦まり(上智大学法学部教授,グローバル・コンサーン研究所所員)