講演会

「2度の駐在経験を通じてみたブラジルの姿」

講師

二宮 康史 氏(日本貿易振興機構大阪本部 産業連携・対日投資推進課 課長)

日時2020年1月8日(水)17:20~19:00
会場

上智大学6号館6-305教室

使用言語

日本語

参加費/予約

参加費無料/予約不要(先着順・定員100名)

概要

この度イベロアメリカ研究所では日本貿易振興機構(ジェトロ)の二宮康史氏を講師にお迎えし講演会を開催いたします。二宮氏は昨年9月に3年半にわたるブラジル勤務から戻られました。この間ブラジルでは、2016年リオ五輪という華々しいイベントの陰で、ルーラ政権を引き継いだルセフ大統領が弾劾され、テメル政権が発足、根強い政治不信を背景に現在のボルソナーロ政権が誕生しました。政治混乱と相まってブラジル経済は2年連続で3%台のマイナス成長を記録し、その後も低成長が続いています。
二宮氏は2003年3月から2007年7月にもブラジル駐在経験をお持ちです。この時期は第一期ルーラ政権の発足と時を同じくし、世界経済の拡大、一次産品価格の上昇を追い風にブラジルは新興国としてその地位を世界に示した時期でした。
2度の駐在経験を振り返り二宮氏は、それぞれがブラジルの大きな節目であり、かつ置かれた状況は対照的であったと述べておられます。今回の講演会では、通算約8年のサンパウロ駐在を通じてみたブラジルの姿を、母校の後輩たちを始め、幅広いブラジル関係者の皆様の前でお話しいただきます。皆様どうぞ、奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

主催

上智大学イベロアメリカ研究所