1-8 上智大学 研究

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上智大学 研究

1-8-1 学内研究費

学内研究費については学内の研究環境の向上を図るため見直しを重ねており、構成や予算額については変動が生じているが、研究者の研究活動を推進するために必要と認められる各種研究費を付与している。2014年度には、外部資金獲得の強化に向けた学内競争的資金制度を見直し、従来の「学内共同研究費」の発展型として「学術研究特別推進費」を新設した。これは、先進性・独自性・国際性に富んだ特色ある研究や、総合大学の特色を生かした学際的、組織的な研究に対して、重点的に研究資金を配分することにより本学の研究推進力や国際的な発言力を向上させ、研究大学としての本学のプレゼンスを高めることを目的としている。

1-8-2 学外研究費

「研究代表者が本学に所属する研究課題」の件数と研究費配分額の総額の推移を示している。
科学研究費助成事業(科研費)は、人文科学、社会科学から自然科学までの全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる独創的・先駆的な「学術研究」を対象として支援する我が国最大の競争的資金制度である。全学的に外部資金の獲得を奨励する方針が浸透してきたこと等もあり、採択件数は高い水準を示しており、また、新規採択率も全国平均より高くなっている。
受託研究・学外共同研究や奨学研究寄附については、経済情勢や研究の進捗状況等の影響を受けるため傾向分析は難しいが、産官学連携を組織的に推進している結果が受託研究・学外共同研究の件数の増加に表れているといえる。

1-8-3 論文

書誌・引用情報データベースであるWeb of Science への収録論文について、InCites ベンチマーキング® を用いて推移をプロットした(データ抽出日:2020年9月7日、ドキュメントタイプ:「Article」「Proceedings Paper」「Review」「Book」「Book Chapter」に限定)。
Web of Science 収録論文数は250本程度で推移しており、大きな変動はない。その一方で国際共著論文比率は2012年より増加傾向にある。

1-8-4 知的財産

国内外の特許出願件数は、直近3ヵ年は、年間で30件程度の出願を行っており、従来よりも高い件数を維持している。学外との大型の共同研究の進捗等が出願に結びついていることが理由として挙げられ、特に海外への出願機会が増えている。特許登録件数については、年度によるバラつきはあるものの、出願件数の増加とともに、今後中期的には、増加傾向を示すことが予想される。
特許登録件数の研究分野における内訳について、従来はナノテクノロジー・材料分野が多かったが、情報通信分野やライフサイエンス分野の特許登録件数が増えるなど、研究分野における広がりが顕著になっている。