卒業生の声

上智の思い出

2013年度卒業生 呉 自嫻(早稻田大学大学院アジア太平洋研究科修士課程)

先生と後輩の皆様はお元気で過ごしていますか。
卒業、進学してから、あっという間に半年が過ぎてしまいました。新しい環境への生活にだいぶ慣れましたが、皆様と過ごした時間をなかなか忘れることができません。
上智大学文学部の中国人留学生の数は極めて少ないが、ゼミみんながすごく優しくしてくれて、かなり充実、多彩な学部生活を送りました。キャンパスは小さいが、そのメリットとして、自学部に限らず、多様な活動によって、学年を問わず他学部生と仲良くなるチャンスを与えてくれます。

国際親善グルプAMITYのハロウィーンパーティ

国際親善グループAMITYのハロウィーンパーティ

国際親善グルプAMITYのハロウィーンパーティ

国際親善グループAMITYのハロウィーンパーティ

その契機として、広く自分なりの経験やこれからの仕事に関する情報を交換することができる。忙しい学習生活をしながら、自分の専門だけではなく、いろいろな友たちと楽しんだことは私にとって貴重なメモリです。

上智はキリスト教の大学として世界中の学生たちを広く受け入れています。言語を重視しているので、普段英語だけではなく、第二外国語としてのフランス語、ドイツ語、スペイン語などが履修できる。使うチャンスはないから、勉強しても無駄だと思ったら大間違いですよ! 国際教養学部との共通授業が多いから、常に外国語で話せるチャンスを与えてくれる。それ故、上智で二、三言語を使える子が珍しいことではないです。

国際教養学部の友たちとの記念写真

国際教養学部の友たちとの記念写真

国際教養学部の友たちとの記念写真

国際教養学部の友たちとの記念写真

3年生の時、ゼミ教授の坂野先生が退職すると聞いてびっくりしました。その夏休み、皆は合宿に行きましたね。私は個人的な事情で行けなくて、今も後悔しています!! でも、みんな楽しかったよね、その感情を私にも伝えてくれました。

坂野先生との合宿登山

坂野先生との合宿登山

学部最後の一年に入り、正直に言うと、恐怖感を感じたのです。新しい先生と気が合うのか、卒論が順調にできるのか、いろいろ悩んでいました。先輩たちの卒論発表会に参加したとき、自分はこのようなすばらしい論文を書けるかなあと疑ったこともありました。

坂野先生ご講演:上智大学史学会大会にて

坂野先生ご講演:上智大学史学会大会にて

四年生最後の合宿の時、“オリジナリティがない”、“注の書き方が間違っている”と先生たちに批判されて、もう死ぬほど頑張らなくではいかないと痛感しました。

ここで本当に心からうちのゼミ教授笹川先生に感謝したいです。先生は面倒なことを恐れずに、論文の粗筋だけではなく、文法まで一々指導してくれました。そのお陰で、早稲田大学院で第一次発表したとき、今のゼミ先生に“これ、学部レベルの論文に見えないね。学部時代ちゃんと訓練されたと分かるよ”って言われて、上智の先生たちに感謝したい気持ちが一杯溢れてきました。

ゼミの先生と記念写真

ゼミの笹川先生と記念写真

就活、進学、みんなそれぞれの道を選んで一生懸命に頑張っているうちに卒論を無事に完成したのは何よりです。今年の3月、最後の集合として、卒業式に参加しました。夜の感謝会がファンタシーのディズニーホテルで開かれました。みんなこの一年疲労を忘れて、食べたり、喋ったりして思いきり楽しんでいました。

卒業式~~

卒業式~~

卒業式~~

卒業式~~

常に他人の役に立てる人間になるようにという大学の理念のもとで厳しい試練を受けて身につけた強さがあり、今、エリートが揃っている早稲田でも、上位に立っています。もし、四年前に上智を選ばなかったら、今の私はいないと思います。各先生、学生たち、この四年間誠にありがとうございました!!!

2013年度卒業パーティ

2013年度卒業パーティ

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