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2015年度テイヤール・ド・シャルダン奨学金懸賞論文において、国際関係論専攻 博士後期課程3年生 西島 佑さんが金賞を受賞しました。

2016.05.06

 この奨学金は、テイヤールを敬愛し、彼の理想に共鳴したベルギーの篤志家のご好意により、(旧)上智大学生命科学研究所の北原名誉教授を通して上智大学理工学部に恵与されたもので、例年、6月下旬にテーマが示され、12月はじめを締め切りとして大学院学生を対象とする懸賞論文募集が行われ、金賞1名(30万円)、銀賞1名(20万円)、銅賞2名(各10万円)に賞状、賞金が授与されます。

 

[国際関係論専攻所属 博士後期課程3年生 西島 佑]

 このたびは、2015年度テイヤール・ド・シャルダン奨学金・懸賞論文にて金賞をいただき、まことにありがとうございました。大変嬉しく思っております。この論文では、テイヤール・ド・シャルダンという思想家のアイデアをもとに、機械翻訳によって人間社会は大きく変わるということを論じています。イメージ的にいうと、『Google翻訳』のようなものがどんどん高精度になっていくことで、社会は大きく変わるだろうということです。

 もし非常に高精度な機械翻訳ができれば、たとえば英語のような国際共通語をつかわなくても、人々は自分たちの第一言語で交流することができるようになるかもしれません。そうなれば国際交流のあり方も変わってくるでしょう。また文系の学問は、言語によって分断されている側面があるので、高度な機械翻訳によって言語の壁がとりはらわれると、これまでにない化学反応が生じると考えています。

 人間の未来というと、環境問題やローマクラブの警告、格差問題というように、あまり良い話を聞くことがありませんが、私としては、おもしろいと思える変化もあるのではないかと思っています。

 最後にこのような機会をあたえてくださり、篤志家の方々には心より感謝の気持ちを申し上げます。

 

受賞論文はこちらのページからご覧ください。<詳細>

(上智大学理工学部・大学院理工学研究所HPより)