コロナ禍における就職活動

こんにちは。ロシア語学科3年の山田美咲です。

11月中旬に2021年3月卒業予定の大学生の就職内定率が10月1日時点で69.8%となり、前年の同じ時期より7.0ポイント低下したと発表されたニュースをご存知でしょうか。これは、コロナウイルスによる就活環境の変化が原因だと言われているそうです。そこで、今回のテーマは「コロナ禍で変わりゆく就職活動」ということをお話ししていきたいと思います。

私は今年の6月から就職活動を始め、ネットにあまり強くないので苦戦していましたが最近やっとナビサイトを使いこなし、就職活動を進めています。その中で、コロナ禍を強く感じたことと言えば、今まで参加してきたほぼすべての説明会やインターンはオンラインで行われていたことだと思います。今までのスーツを着て会社をはしごする(筆者イメージ)就活からお家で全て完結する就活に変わりました。移動がないので企業の所在地に関わらず多くのイベントに参加出来ることや、自宅でリラックスして臨めることは大きなメリットだと感じています。しかし一方で、ネット環境の善し悪しが印象に影響する、企業の雰囲気が掴みづらい、社員さんとの交流が限られているとも感じます。そういった中でも従来と共通することは、講義にかぶることは避けられず勉学との両立が難しいことです。

 

状況の変化について色々話してきましたが、就職活動の本質は「やりたい事をやれる環境探し」だと私は思っています。選考で落とされることは日常茶飯事ですし、自分の内面を言語化し伝えることには日々苦戦しています。それに加え、採用に影響する可能性が高いと言われる冬のインターン募集も始まり多くの学生が本格的に活動を始める時期となってきたので、他者を意識せざるを得ない状況になってくると思います。(以前先輩が同じ土俵に立つすべての人が敵に見えてくるとおっしゃっていました。)どんな状況でも自分軸を持ち、粘り強く努力を続けられた人には結果が付いてくると私は信じています。しかしその過程で思うような結果が得られず、挫折することも出てくるかと思います。そんな時は一人で抱え込ますに相談することが一番の解決策だと思います。ちなみに、上智大学のキャリアセンターではWEBで就職活動の個別面談やワークショップが開催されています。そういったものも上手く活用しながら自分の夢や目標に向かって進んでいきたいものです。

関東でも初雪が観測され始め寒さが厳しくなり、体調を崩しやすい季節となりました。皆さま、お体を大切に残りの2020年を過ごしてください。

ロシア語学科3年山田美咲