JaとNeinの世界

髙德昌吾

Moin Moin!!こんにちは。上智大学外国語学部ドイツ語学科2年の髙德昌吾(たかとく しょうご)です。私は今回の在外履修制度を利用して、現在ハンブルク大学に留学しています。

早速ドイツでの生活についてですが、やはりハンブルクは北部に位置していることもあり、寒いです!今は12月ですが、11月には早速雪が降りました。大学の友人たちは、「昨年は、二回しか雪が降らなかった」と言っていましたが、既に3回降りました。もう寒いのは嫌です。大学でできたドイツ人の友人に「ちょー寒いよね…」と言っても「慣れるよ、寒くないよ。」と冷たく言われてしまい、身も心も寒いです。

そんなこんなで留学生活も三ヶ月が過ぎましたが、つい最近の話をしたいと思います。最近といっても約一ヶ月前の出来事なんですが、救急車で運ばれたことです。いやあ、とてもパンチの効いた思い出ができたと思います。それもそのはず、軽めの食中毒だったからです。救急隊の男の人はめちゃくちゃ怖かったです。ドイツではしっかり保険に入りましょう。僕からそれについて言えることは以上です。苦い思い出すぎて記憶から吹き飛ばしました。まあ苦い経験ならいくらでもできるので、今からは「留学って楽しいぞ!」とか「留学をしたら、こんなこともできるんだよ!」的なことを紹介していきますね。

 僕自身、今回の留学はこの在外履修と交換留学とで計1年を予定していて、後半の半年はボン大学に留学する予定です。そのため、ハンブルクでの生活も半分が経過してしまいました。まだ三ヶ月しか生活していませんが、ハンブルクはいいところですよ!大学の友人たちはとても個性的な人たちでドイツ語や日本語を交えながら楽しく会話をすることができるので、毎日いろいろな形でドイツ語に触れることができると思います。また他の人のブログでは触れられていませんが、やはり気になるのはヨーロッパだし「綺麗な人、かっこいい人がたくさんいるんじゃないの!?」ですよね、え?違いますか、そうですね、違いますね。僕が言いたいだけなので言います。ドイツ人以外にも他の欧米の国やアジアやアフリカといった外国から来ている留学生にも美形な人たちがたくさんいます。自分次第ではたくさんの外国人と授業やパーティなどで触れ合う機会を設けることができると思います。またそれに派生して、人間関係についてですが、日本と比べてとても楽です(いい意味で)。JaとNeinの世界なので、Neinだからといって印象が悪くなるということはあまりありません。やりたい時、やりたくない時、その時に応じて自分の気持ちを優先させることができるからです。僕にはお互いに快適な人間関係が築けていると思います。

先日は日本でも同様ですが、クリスマスという一大イベントがありました。僕もキリスト教信者ではありませんが、教会に連れていってもらいました。ドイツではクリスマスイブであるHeiligabendに教会に行きます。そこでは、キリストの誕生についての物語を牧師さんが読み、その章ごとにある歌を歌うんです!とても神聖な雰囲気で、クリスマスがキリスト教の行事であることを改めて実感することができました。

そこから一週間経って、今や年末ムード。日本では恋人・友人と過ごすことの多いクリスマス、家族と過ごすことの多い年末年始。ドイツでは真反対なんです!ってな訳で、僕はドイツ語学科の友人がいるDuisburgという都市にお邪魔しています!年末年始は特に伝統的なイベントはなく、日付が2017年に変わった瞬間に街中でみんなが一斉に花火をあげます!外に出ていたらとても騒がしく、楽しい雰囲気で新年を迎えることができました!

以上、ドイツからの報告でした!それではみなさん、良いお年を!!

これはSpeicherstadtというハンブルクにある世界遺産の写真です!
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クリスマスにドイツ人の友人の家にお邪魔して、ご飯などをいただいた際に撮らせてもらったクリスマスツリーです!
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大晦日は友人達のところにお邪魔して年越しそばを食べました!
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